内容説明
12月上演! 大人気・東宝ミュージカル『ダディ・ロング・レッグズ』の原作をついに刊行!
孤児院に暮らす18歳の少女ジルーシャはある日、顔も知らない紳士から大学進学の援助を受けることになる。条件は、月に一度彼に手紙を書くこと。人気ミュージカル俳優・井上芳雄、坂本真綾と上白石萌音の織りなす世界を言葉でも堪能できるファン必読の小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ハッピーえんど
7
ジュディ(ジルーシャ)のあしながおじさんへの手紙を通じて、彼女が大人へと成長し自立していく様子が描かれていました。そして素敵な結末に。 岩本正恵さんの訳と時々比べながら読みましたが、こちらの方がより砕けた表現に心掛けているように感じました。 上白石萌音さん、坂本真綾さんのエッセイも素敵でした。お二人とも作品に対する熱い思いが感じられます。 お二人とも気になるフレーズとして同じ一文を印象していたのが興味深かったです。2025/12/07
なぷ
2
何度もミュージカルを観ているせいか、真綾ボイスで再生されてしまう。寄稿文で2人のジルーシャが、同じフレーズを取り上げているところも興味深い。2026/03/15
もも
2
本作の舞台が好きな友人から借りて一読。ジャーヴィスが全く出てこないのに驚いた。ジルーシャの手紙でのみ綴られる本作は、読み手側の想像力に全て委ねられる。小学生〜中学生の間に読んでいたら、多感な時期も相まってかなり想像力豊かに本作を読み込んでいただろうと思う。かなりの年を経てから初めて読んだため、字面のまま受け取ってしまう頭の固い人間になったのが悔やまれる。ただ、恋愛小説として十分楽しめる作品であった。2026/02/21
amanatsu
1
恵まれない境遇にある、才気溢れる少女に、教育を受けられる機会を無償で与えようと言う有名な作品。一種のシンデレラストーリーであり美談だが、プロットとしては源氏物語や痴人の愛と同じだ。でもジルージャの自立に向かう成長は素晴らしい。田中久子氏による装幀、思わず手に取りたくなる選び抜かれたブルーの表紙に良く似合う白い文字、バランス良く散りばめられたジーン・ウェブスターの手によるイラスト、オレンジ色のスピンと秀逸。今井麻緒子氏の訳も、生き生きとしたジルージャの描写への読者の追体験の度合いを一層高めている。2026/02/15
サチ
1
子どものころに「子ども向け」を読んで以来の再読。ジルーシャの利発さ、ポジティブさは昔読んだ印象のままだが、意外と毒があるんだなと知り面白い(けっこう色々なものに毒づいている)。それにしても、世界をこんな風に素直にまばゆいものとして受け止められたらなんて素敵なんだろうと思う。<不愉快なことは歯痛でさえも面白い経験だとみなし>という精神、見習いたい。ミュージカル版の翻訳・訳詞を手がけた今井麻緒子さんの訳なので、ミュージカルで観た・聞いたセリフがそのままだったりして、ちょっと嬉しい。2025/12/29
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