ハヤカワ文庫SF<br> モナリザ・オーヴァドライヴ〔新版〕

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ハヤカワ文庫SF
モナリザ・オーヴァドライヴ〔新版〕

  • ISBN:9784150125028

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内容説明

人類とAIの未来を描く〈スプロール〉三部作、堂々完結。

「奇妙。サリイ・シアーズは、外人〈ガイジン〉ロンドン全体より奇妙だ」――抗争から逃れるためロンドンへ飛んだ大物“ヤクザ”の娘、谷中久美子〈ヤナカクミコ〉についたボディガードは、銀に輝くミラー・グラスの女侍〈サムライ〉サリイ。未来を見失った少女と、過去を切り離せぬ女。ふたつの孤独な魂の影には、T=A〈テスィエ・アシュプール〉の亡霊・3ジェインの思惑が密かに見え隠れしていた……未来世界と電脳空間〈サイバースペース〉のヴィジョンの究極形が示される、三部作完結篇!


解説:酉島伝法。巻末にはシリーズ用語集「スプロール・インデックス」を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

とも

24
新版が出たので再読。スプロール3部作のトリ。4つの視点で進行する。ヤクザの娘 久美子、擬験スタアとなったアンジイ、廃物玩具製作のスリット、薬物中毒の売春婦モナ。4パートをまとめあげるのはミラーグラスのあの方。 アンジイに嫉妬し死後の念のようになった3ジェイン。ボビイにアレフを盗まれたり実は可哀想な子。母の面影を想う久美子、渚カヲルぽいコリン。1作ごとに強まるマリイの存在感。 本作は過去2作を丁寧に引揚げ発展させたものとなっている。ロアの形を借りたAIとの会話が重要。スプロール3部作やっぱ面白い。2025/12/15

Tenouji

17
タイトルに惹かれて読み始めた、初ギブスン。残念ながら物語には入り込むことが出来ず、少々苦しんだが、読了。ボルヘスのアレフをモチーフにしたメタ構成で、話しが断片的な構成も、よくできており、あの映画や、あのマンガの原型にもなっているのが、よくわかった。個人的にも、このタイミングで、この書を手に取ったことは象徴的であり、この物語りの先のことを、そろそろ考え始めたい。2026/01/13

冬峰

4
これまでギブスンは2冊挫折したけど、今回は一発で読めた。4人の視点人物のパートがぐるぐる巡って何となく話が進むのだが、パートが短すぎて話が動く前に次に切り替わる。サリイが久美子と別れた辺りからやっと動き出した感じ。3部作ラストだけ読めた状態なので分からないことも多いが、AIがアンジイを手に入れるために色々手を回して、人間たちは大いに振り回された、そういうことでいいのかな。2026/01/24

Sally-m

2
『ニューロマンサー』『カウント・ゼロ』に続き「スプロール・シリーズ」三作目も読みました。 なんとかこの世界観に慣れたような気が(するだけかも)します。 2026/03/12

hryk

2
三部作ではこれが一番面白かった。2026/03/01

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