内容説明
ライターの田中永遠とオカルト雑誌『レムリア』の編集者・礎怜のコンビは、廃校となった元小学校に伝わる七不思議調査のため深夜の校舎に忍びこむ。ところがその場所を密かに拠点としていたテロリスト集団と鉢合わせし、捕まってしまう。永遠はそのうち一人から、ある人間の殺害と引き換えに、校舎から怜とともに解放するという密約を持ちかけられた──。やむを得ず殺人を犯す永遠だが、覆面探偵を名乗る人物に真相を暴かれ映写室に監禁される。だがそこは七不思議の一つ『時が戻る映写室』であり、気がつくと時間が殺人依頼の直前に巻き戻っていた。再び殺人に挑む永遠だったが、またしても失敗し……。鮎川賞作家が新たに挑戦する、トリッキーな長編ミステリ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yukaring
78
時が巻き戻る衝撃。ある男を殺さなければいけない“私”は何度失敗してもまた計画を練る。今度こそ完全犯罪を遂行するために。ライターの永遠と編集者の怜は学校の七不思議の調査のため、廃校になった小学校へ忍び込む。そこでテロリスト集団と出くわしてしまった彼女たちは捕らえられ、密約を持ちかけられる。それはある男を事故か自殺に見せかけて殺すこと。パートナーの自由を条件に出された永遠は殺人を犯す覚悟を決める。しかし覆面探偵を名乗る男に毎回見破られ…。夜の学校で繰り返す殺人劇。かなり好みのトリッキーで斬新なミステリだった。2026/02/19
aquamarine
57
オカルト雑誌の取材のため廃校に忍び込んだ永遠と怜のコンビは、そこでテロリスト集団に捕まってしまう。解放の条件としてある人物の殺害を持ち掛けられた永遠は行動に移すが、彼女が監禁された場所が「時が戻る映写室」だったため…。タイムリープにより繰り返される殺人にそろそろ飽きてきたところで思わぬ変化が現れる。シュレディンガーの殺人という題名の意味を実感した瞬間だった。設定も作りも展開も悪くないと思う。好みの問題なのだが、私は誰にも共感できないし行動に理解もできなかったので、気持ちの良い読了とはならなかったのが残念。2026/03/23
イケメンつんちゃ
55
市川哲也 広島の超有名ボートレーサー あの独特の 体育会系のノリが嫌やねん ヾ(´Д`;●)ォィォィ 単行本を読んでみました 飛龍十番勝負 第八十三弾 今回は 市川哲也先生 広島のボートレーサーみたいな ひーちゃんのオススメ 即即 予約 手配 超派手におもろい てんどん トム・クルーズの映画 ストーリー展開 テロリストと探偵は トップオブワールド 繰り返される 部活動 辞めちゃいな 辛かったら 辞めちゃいな いゃーあ 最後に現れる 木挽町のあだ討ち 謎の山井 中坊アレルギーが原因 シュレディンガーの殺人者2026/04/03
えみ
46
途中で諦めなくて正解だった!今だから言いたい、この小説読んで途中で“自分には合わない”と読むのを諦めた方、もう一度だけ手に取って最後まで読んでみて。分かる、斯く言う私も一度は閉じ掛けたのだから途中でやめる気持ちも十分理解できる。ただ、この小説をある程度まで読んで超常現象に偏り始めたことから読むのを諦めてしまった。という理由なら「もっと違う地獄を見たくない?」と誘いたい。永遠と怜が廃墟の学校に七不思議調査で侵入したまでは良かったが、何と不運にもテロリストと遭遇。空間の歪と人の歪みがリンクする絶望一択の一冊。2026/07/17
koma-inu
37
七不思議を探るために深夜の廃校に忍び込む主人公。そこにいたのは、5人のテロリストだった。1人から殺人の依頼を受けた主人公だが、犯行が探偵役に見破られる。「時が戻る映写室」に監禁された主人公は、タイムリープで殺人前に戻り、再度殺人に挑むが・・。なかなか前提が面白い特殊設定的ミステリ。時を戻す度に犯行を暴かれるのがむずがゆい。真相はとんでもない意味で回収が入り、どう表現したら良いかわかりません🤪例えれば、目的地の間違えに気づかず到着したような🙃?著者初読みですが、他作はどんな感じなんだろう。2026/07/26
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