創元推理文庫<br> 対立

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創元推理文庫
対立

  • ISBN:9784488296087

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内容説明

昔ながらの製法を愚直に守って美味しいパンを作るパン屋の店主が撃たれて死んだ。通報を受け急行したロヤコーノ警部たちだが、思わぬ横槍がはいる。検察庁マフィア対策班が介入してきたのだ。この件は地元マフィアに極めて不利な証人である店主の口封じが目的だと決めつけてかかる彼らとは反対に、ロヤコーノは現場の状況からマフィアの犯行ではないと推理する。ピラース検事補の尽力もあり、P分署は独自の捜査を進められることになったが、失敗すれば署の廃止は避けられない……ドラマも話題の人気警察小説、21世紀の〈87分署〉シリーズ!/解説=古山裕樹

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

76
イタリア・P分署捜査班シリーズ5作目。パン屋の店主が殺された事件と大学生がストーカーされている事件。今回も2つが並行して進む。ピッツォファルコーネ警察は署長以下7名。「ろくでなし」と呼ばれてきた刑事達だがなかなかどうして。彼らの私生活が事件に絡み、今作も鮮やかに解決、それもまた楽しみの1つ。2025/12/20

タツ フカガワ

62
町で評判のパン屋の主人が殺された。P分署のロヤコーノ刑事は現場の状況から素人の手口と判断するが、検察庁マフィア対策班から手を引くようにいわれる。やがてマフィア犯行説の検察庁マフィア対策班とP分署の素人犯行説に分かれて捜査が始まる。「劣等生が助け合えば優等生よりいい成績を上げる」というイタリアの警察小説で、P分署の落ちこぼれ刑事たちが最高! アメリカ映画に登場する刑事に憧れるアラゴーナ刑事に笑い、ハルクのあだ名を持つキレると怖い強面のロマーノ刑事に泣くシリーズ5作目、これまでで一番面白かったかも。2026/01/18

M H

28
落ちこぼれの集まりとして出発したピッツァファルコーネ署も5作目ともなるとだんだん様相が良い意味で変わってきた。そこにじんわりして心境はパルマ署長(笑)そこへ新たなピンチがやっぱり訪れる。事件はもはやどうでもよく「あぁ、はい」で流して個性的なメンバーを追いかけてたらラストシーンそれかい!ラウラ…シリーズ通して思うんだけど、やっぱモテる人の考えることはわからんわ。2026/02/07

27
面白い♪このシリーズ好きです^ ^皆さんの個性が、良い方に発揮されてます。ストーキングの筋は、かなりビックリでした。ラウラさんが、一番心配だわ、まさかの朝をむかえてるじゃん。2026/01/23

本の蟲

22
各署から厄介払いされた個性的な刑事たちが、集められたピッツォファルコーネ分署で次々事件を解決するイタリア警察ミステリ5作目。今回はお国柄を感じるマフィアの動きが捜査にもたらす先入観。わかりやすくP分署を見下すエリートとの捜査上の意見対立。相変わらず各捜査員の成長と人間関係の変化に、早くも次巻発行が待ち遠しい。個人的にはロヤコーノの恋愛関係よりも、前作で一気に株を上げたアラゴーナの話がもっと読みたい。どこか憎めない彼のヘマと活躍の両方楽しみ2026/01/03

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