変容するフリースクール実践の意味――設立者のナラティヴ分析から

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変容するフリースクール実践の意味――設立者のナラティヴ分析から

  • 著者名:橋本あかね【著】
  • 価格 ¥3,080(本体¥2,800)
  • 明石書店(2025/11発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 840pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784750350615

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内容説明

なぜフリースクールという組織を立ち上げ、運営し続けるのか――
公教育制度に組み込まれず厳しい財政状況にありながらも300以上存在するフリースクールの「設立者」に初めて焦点を合わせた、国内唯一の研究書。設立者の高齢化に伴う世代交代問題についても考察。

目次

序章 フリースクールにおける設立者という存在
第1章 先行するフリースクール研究の到達点と課題
第1節 フリースクールに関する先行研究
第2節 近接領域に関する先行研究
第3節 先行研究の到達点と課題および本書の位置づけ
第2章 フリースクール研究の研究手法の再考――新たな視点と方法の提示
第1節 日本におけるフリースクールという概念とその実践
第2節 先行研究における日本のフリースクールの分析手法
第3節 設立者のナラティヴと経験の意味づけへの着目
第4節 複線径路・等至性モデリング(TEM)によるナラティヴの分析
第3章 フリースクールという経験の意味づけ(1)――設立者のナラティヴ分析から【周囲の変化に対応した事例】
第1節 Aさんの事例
第2節 Eさんの事例
第3節 Fさんの事例
第4章 フリースクールという経験の意味づけ(2)――設立者のナラティヴ分析から【設立前の価値観が貫かれる事例】
第1節 Bさんの事例
第2節 Cさんの事例
第3節 Dさんの事例
第5章 フリースクールの世代交代における継承問題――指導者としての設立者の役割に着目して
第1節 本章の背景と課題の設定
第2節 サマーヒル・スクールにおける設立者ニイルの存在
第3節 指導者としての設立者の役割
第4節 事例に関する考察
第5節 フリースクールの継承をめぐる問題
第6節 指導者論への示唆
結章 フリースクールおよびフリースクール研究の今後の展望
第1節 本書の知見
第2節 本書の学術的意義と実践的意義
第3節 今後の研究課題
第4節 フリースクールを持続可能な運営体制に導くために求められる研究
あとがき
引用・参考文献

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