古本屋という仕事 - スローリーディング宣言!

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古本屋という仕事 - スローリーディング宣言!

  • 著者名:澄田喜広
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 青弓社(2025/11発売)
  • 夏至&父の日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/21)
  • ポイント 550pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784787292810

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内容説明

時間に吟味された古い本を読むほうが、評価が定まらない新しい本を自分で吟味するよりも有意義だ。ゆっくり味わわないと取りこぼしてしまう事柄がある。話題ばかりを追い求めて、焦って流し読みする消化不良の読書にNOを言おう!

著者が店主を務める東京都・吉祥寺にあるよみた屋は、すべての人のための総合古書店である。心理・思想・趣味・アートの古本、少し手に入りにくい変わった古本をずらり並べた書棚は圧巻だ。

「読む人がいるかぎり、本と読者をつなぐ通路になる」「流行や権威に左右されることなく、どんなジャンルの本でも、どんな著者の本でも扱う」をモットーに古本を仕入れ、1冊ずつ丁寧に販売する店主が書きためてきた古本屋の表と裏の話を公開する。

古本の魅力や読み方、古本の仕入れ、独自の陳列、販売の基礎、店づくり、経営のモットー、古本屋のこれから、開業する心構え――。読書好きや古本屋を始める人に送るよみた屋流の古本屋経営ガイドであり、ゆっくり読書術=古本のスローリーディング宣言の書。

目次

まえがき

はじめに

古本を仕入れる
 1 古本の仕入れ先
 2 一般客からの仕入れ
 3 同業者からの仕入れ
 4 買い取り価格について

古本を売る
 1 売値の設定
 2 店舗
 3 需要の創造
 4 売れない本と高くなる本

古本屋の交換会
 1 交換会と相場
 2 相場
 3 交換会の実際

古本屋の店づくり
 1 本に関する知識
 2 本を扱う技術
 3 古本屋の経営

古本屋の種類
 1 専門店
 2 自給自足型
 3 新古書店
 4 セレクトショップ型
 5 発見型総合古本屋

古本屋で食べていく
 1 古本屋はどういう業態なのか
 2 数字でみる古本屋
 3 開業シミュレーション
 4 本はいくらで買えばいいのか

古本屋のこれから
 1 古本屋の始めやすさ
 2 古本屋の三十年
 3 古本屋のこれから

古本屋宣言!――スローリーディングのすすめ
 1 古本とは
 2 もとの持ち主にとっての価値と古本としての価値
 3 本の姿で内容を把握する
 4 どういう街が古本屋に適しているのか
 5 街のなかでの古本屋に適した場所
 6 古本屋宣言!
 7 本を読むコツ――スローリーディングを!

あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

tamami

61
ここ数年、本や書店、図書館などに関する出版物が増えているような気がする。故あってその手の本を多く手元に置くべく、本書もその一つ。著者は、東京・吉祥寺で古本屋「よみた屋」を経営している現職の古本屋さんである。長年本の流通業界に身を投じてきた著者が、古本の仕入れや売り方、古本屋の業態と開業シュミレーション等、これから古本屋を始めようとしている人向けに、自分の半生にリンクさせながら実態を綴ったもの。本は読むたびに新しい発見がある、と著者は言う。読める量の十倍の本が並んでいる状態が刺激を与えるとも。本は買うべし。2026/02/16

Willie the Wildcat

53
古本vs.古書、買値vs.売値、実売価格vs.適正価格、業界お作法・用語などなど。本著は、古本業界の仕組みのみならず、古書の楽しみ方も提案。知識と技術+例外見極め能力。これは、読者も潜在的に持ち合わせる要素。故に、「店が森、客がハンター」は、とても言い得て妙也♪文字離れと、それに伴う読書の概念の変化。諸々踏まえた著者提唱の『スローリーディング』と、よみた屋のコンセプトに好感。ターゲット顧客は、総人口の1%?!その中の含まれる私の古書スタンスは、「時代の息吹と”芸術”を楽しむ!」です。2026/02/27

nobu23

9
現役の古本屋による古本屋の現状、開業のためのノウハウが書かれている。開業ノウハウだけではなく、自店舗の話や古本に対する思いなども綴られていて、で古本屋好きが読んでも面白い。2026/02/15

チェアー

5
そうか。古本屋にとっての一番の客は、本を売ってくれる人なのだ。わかっているようで忘れてしまう。 2026/01/25

相上いろは

2
古本屋の商売について、全く知らないことが知れた。どのくらい本を置けばいいのか、買い取ればいいのか、売ればいいのか。売る場所は、買う場所は。古本屋をテーマにした本に対して、解像度が上がった気がする。面白かった。最近はめっきり電子書籍だが、紙の本を探しに行きたくなった。2026/03/05

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