内容説明
直紀は高2の春に出会った風変わりな美少女・柚を自殺に追い込んでしまう。彼女の怯える目と手首に巻かれた白い包帯。どこか放っておけないと優しく接する直紀に、柚は深く依存していた。彼女が死んだ日、直紀は柚、そして天真爛漫な同級生・みな、真面目な級友・明李からも「一緒に帰ろう」と誘われていた。その時の選択が直紀たちの未来を大きく変えることになるとも知らず、直紀は××と帰る選択をする――。柚・みな・明李、あの日誰と帰れば君を救えただろう。読者の選択で結末が変わる3つの歪んだ純愛物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
栗山いなり
8
選択により分岐する3つの物語を描いた作品。一つ目と二つ目の話はまさにダークな青春劇って感じの作品で特に二つ目の話は軽くホラーだった。それだけに三つ目の話は道中は辛かったけど良い終わり方を迎えて良かったと思う2025/12/18
カッパ
7
新しい形なのかな? ?な展開もあるのは読解力の問題かもしれない。2026/03/27
ICHI (atomic)
5
初作家 柚・みな・明李、あの日誰と帰れば君を救えただろう。読者の選択で結末が変わる3つの歪んだ純愛物語。 自分が選んだ子によって結末が違う!!どの子もゾッとしてめっちゃ面白かった😆ヒリヒリする読後感は、アンチブルーならではなのかもしれない。2026/01/22
かず
4
純愛、、、ではある? 確かに付き合った相手だけを愛してはいるものの、純愛と聞いてこの展開は全く予想できなかった。 物語としては登場人物目線で見ると救われる選択はあるものの、読者目線で考えると誰を選ぼうがハッピーエンドはなくて、後味の悪い展開ではあった。 ただ、自分が選んだ順番だと、物語の最後としては自分の望み通りの展開になり、個人的にはハッピーエンドかな? 恋愛系の小説で、読者に選択させてエンディングがかわるというのは新鮮で、楽しい読書体験だった。 2025/12/22
潜水艦トロイメライ
3
初のスターツ文庫で、キラキラした青春小説を期待し手に取ったが、タイトルや帯からも分かる通りアンチブルーな内容だった。三人のうち誰かを選ぶというテーマに則り物語が進んでいくように見えて、全編を通じて絡んでくるキャラクターがいたり、とあるルートでは全く出てこないキャラクターもいる。主人公は純粋で鈍感だからこそ、どの話でもかなり嫌な目に遭ってしまうし、ある意味リゼロのような正解ルートが選べないのが期待以上でよかった。2026/03/10
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