内容説明
アカウミガメの竜宮城は2つある?
ヤドカリの貝殻を増築するイソギンチャク
ハチの羽音を真似て鳴くコウモリ
古代の翼竜は本当にとべたのか……
論文イラスト図解で、かつてないほどわかりやすい!
誰かに言いたくなる「すごい研究」
身近な虫や野菜から、深海の生き物まで
あらゆるすべての生き物がもつ面白い生態を解き明かす!
「かわいい」「こわい」「ざんねん」「不思議」のその裏にある理屈を見つけ出す
生き物の「すごい」を明らかにする「すごい」研究を
全編イラスト図解で詳しく、かつわかりやすく紹介しました!
漢字にはルビをふっているので子どもから大人まで楽しめる
パラパラ眺めても、じっくり読みこんでも楽しい一冊です。
生き物たちの不思議な生態の裏にある理屈は、研究者たちの優れた観察眼やひらめきで見つかったものばかりです。
(本書「はじめに」より)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
145
生き物のユニークな生態が、解り易いイラストで学べます。 超巨大翼竜は本当に飛べたかどうかに興味があります。 https://www.xknowledge.co.jp/book/97847678342522025/05/18
シオン
15
海で暮らす巻き貝の仲間「ウミウシ」、彼等の仲間「コノハミドリガイ」は頭と心臓が切り離された時、頭の部分から心臓が再生され、心臓があった部分はドロドロに溶けるという。ライオンや猫科の動物を宿主とする「トキソプラズマ」という寄生虫、子どものハイエナに寄生すると、あえて危険な行動に出てライオンに食べられるという事がある。等々…。生き物の不思議な生態を可愛らしいイラストで紹介している図鑑。子供の図鑑といえど説明文はしっかり読み応えがあり、参考文献の表記もしっかり。大人でもとても楽しめた。日曜天国で紹介された1冊。2025/06/23
Eri
9
生き物の研究って、色々なことがわかってきているけれど、それでもまだまだわからないことだらけなのだなあ! 「おわりに」で、「こんな研究をやってみたい!」と思ったら、先生方に会いに行ってみるのもいいでしょう。p.154と書かれていたけれど、今、探究学習という名のもとにアポなしで訪ねてきてお礼もしないような学生が増えていることを考えると、ちょっと書き方が軽率かな、と思う。 どうしてもジェネリックぬまがさワタリのように思えてしまうことも。ぬまがさ先生の笑いのが好きだけど。2025/09/11
merci
5
☆☆☆ラジオで著者を知り、一人でイラストから解説まで手掛けるマルチな才能のビックリ。とても分かりやすく、マニアックな知識を解説。2025/07/31
siomin
4
著者が「安住紳一郎の日曜天国」にゲスト出演していた時に紹介されていたので気になっていましたが,やっと読むことができました。オールカラーで生き物の最新研究をわかりやすく紹介しています。ジンベエザメは時々水中深く潜るが水温に比して体温は全然下がらないそう。ただ,ジンベエザメに取りついているコバンザメはそれに限らないからその運命はいかにというコメントは面白かった。自然界に生きる生物は絶妙なバランスのなかでいきているんだなと再認識しました。2025/08/15
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