再会の日に

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再会の日に

  • 著者名:中山聖子/藤井紗和
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 岩崎書店(2025/11/30 配信開始予定)
  • ブラックフライデー!Kinoppy電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~11/30)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784265840489

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内容説明

3年半前、突然引き裂かれるように別れた陽架と未怜。あることがきっかけで意を決した陽架は妹の通う塾の前で待ち伏せして声をかけるが、未怜の反応は意外なものだった…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

雪丸 風人

20
大人にも激推ししたくなる一冊でした。主人公は大人の都合で分かたれた姉妹の姉。六年生になった彼女が、大切な人の願いを叶えるためにみずからの殻を破り、価値ある一歩を踏み出していく物語です。姉妹の心情に胸を打たれる瞬間が幾度もありました。特に妹の言動ですね。彼女が本心を吐露する場面の切なさは、他に類を見ないものでした。主人公に気づきにも要注目です。振り回されるばかりだった子どもたちの切なる思いと行動が、大人の心に響いていくさまからは、先行きへのほのかな希望を感じられましたよ。(対象年齢は11歳半以上かな?)2024/05/04

こばゆみ

12
家庭の事情で離れ離れになった陽架と未怜が、「佐縁馬」という珍しい苗字をきっかけに再会するお話。派手なシーンや物語の起伏はあまりなくとも、良い話読んだなーと大人でも思える素敵なお話だった。植物がキーアイテムであることを暗に表す表紙も良き。2024/09/25

芦屋和音

6
小6の陽架は2歳下の妹・未怜と離れ離れに暮らす。両親が離婚したためだが、陽架には、あの日未怜の手を離さなければという後悔が……。周りの大人たちのせいで振り回される子どもたちだが、各々の環境で育つ想い。環境や気持ちの違いにがっかりするのではなく、そこに気づきを見出し行動する姉妹に拍手👏終盤、感情を力強く出す未怜の姿に泣けた😭ちょっとした伏線回収はとても好みです。著者の優しくあたたかな文章も好き。2024/06/06

ゆうぴょん

5
中1娘と。親の離婚で4年間も会えなかった姉妹が叔母の闘病を機に再会。子供なりに思うことが丁寧に描かれていて大人になっても大人の都合に振り回される子供なりの心理がわかるような書き方。ラストはそれなりに穏やかでありつつも切なさも感じさせられる。ただ、大人目線で読むと父と母、姑の間に何があったのかは気になる。2024/06/22

ぷく

4
大人が不器用で勝手なのにに対して、それに耐えて成長する姉妹の姿が心に響いた。みれいと母親の最後のシーンに涙。離婚の家庭なので学校で子供たちに薦めるのは配慮が必要だけれど、たくさんの人に読んで欲しい本。2024/06/22

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