内容説明
迷うことから、本当の人生が始まる
「生きるとは」「人間とは」――
青春期に誰もが直面するこの問いに50年間向き合い続けた。
ヨーロッパでの放浪体験と、その後の深い哲学的思索を通して見えてきたものとは。
同級生の死という原体験から始まり、現代思想との対話を重ねた知的探求の書。
思索と旅が交差する青春の記録
第Ⅰ部 ヨーロッパ彷徨記
1974年、23歳。大学を休学し、ひとりヨーロッパへ向かった。
スウェーデンでの労働体験、フランスでの極貧生活、初めて直面した人種差別――
異国の地で自分自身と向き合い続けた3年間の成長の記録。
第Ⅱ部 〈人間の条件〉探求ノート(ある同級生の自死から)
級友の死が投げかけたのは、人間とは何かという茫漠とした疑問だった。
ハイデガー、サルトル、カミュ、ニーチェ、バタイユ、フロイト……
思想家たちとの対話を通して実存の謎に迫った半世紀の思索。
目次
前書き
第Ⅰ部 ヨーロッパ彷徨記
はじめに
第1章 横浜からナホトカ・モスクワを経由しヘルシンキへ
第2章 ヘルシンキからストックホルムへ
第3章 モロッコ寸描
第4章 フランス滞在
あれから半世紀(あとがきにかえて)
〈外国語学習についての私論〉
第Ⅱ部 〈人間の条件〉 探求ノート (ある同級生の自死から)
はじめに
第1章 「人間の条件」についての実存的観点
第2章 「主体」についての哲学的観点
第3章 「主体」についての精神分析学的観点
第4章 「主体」についての社会学的観点
第5章 「他者」について
第6章 「共同体」について
おわりに
参考文献



