アルコホーリクス・アノニマスの歴史――酒を手ばなした人びとをむすぶ

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アルコホーリクス・アノニマスの歴史――酒を手ばなした人びとをむすぶ

  • ISBN:9784750350769

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内容説明

断酒にとりくむ自助グループ、アルコホーリクス・アノニマスの誕生から成熟までの年代記。自分の弱さ、不完全さを受け入れることの意味とは? 疎外と孤独から生まれる、本当の仲間とのつながりとは? 回復体験のなかに見いだされた逆説の教訓が心にしみる。

「心の酔い」を覚ます共同体
AAには不思議な力がある。その力は、依存症者たちに酒を手放させるだけでなく、彼らを、静けさと謙虚さを備えた、魅力的な人間に変えてしまうのだ。
本書を読んでその理由がわかった。AAが目指してきたのは、酒をやめて「脳の酔い」を覚ますことではなかった。飲むことを必要としない生き方を手に入れるために、肥大したエゴという「心の酔い」を覚ますことだったのだ。 人々のエゴが病的に肥大し、現実世界やネット上のあちこちで衝突してやまない今こそ、多くの人にこのAAの活動を知ってもらいたいと思う。
――松本俊彦(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部部長)

目次

まえがきと謝辞
日本語版への序文
凡例と資料
第一部 歴史
はじめに
第一章 はじまり 一九三四年一一月~一九三五年六月 酒をやめていないアルコール依存症者の限界
第二章 最初の成長 一九三五年六月~一九三七年一一月 酒をやめたアルコール依存症者の限界
第三章 AAの独立 一九三七年一一月~一九三九年一〇月 限界のなかに、全体性を見いだす
第四章 成熟を願うAA 一九三九年一〇月~一九四一年三月 他者を求めて――AAが周知される時代
第五章 AA成熟への道 一九四一年~一九五五年 アルコホーリクス・アノニマスの限界
第六章 成熟にともなう責任 一九五五年~一九七一年 有限だからこそ生まれるAAの全体性
第二部 解釈
はじめに
第七章 米国史のより広い文脈で
第八章 宗教思想史の文脈で
第九章 AAの意味と意義
補遺A AAと「絶対的存在」 成長あるいは完成としての「霊的なもの」
補遺B 時が満ちて 一九七一年~一九八七年 古い境界と新しい限界
参照文献解題
訳者による解説 『アルコホーリクス・アノニマスの歴史』の構成と特徴

索引

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

昌也

1
「再読用」2021/05/04

takao

0
ふむ2025/08/29

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