岩波文庫<br> ヴィヨンの妻・桜桃 他九篇

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岩波文庫
ヴィヨンの妻・桜桃 他九篇

  • ISBN:9784003600627

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内容説明

「私たちは,生きていさえすればいいのよ」(「ヴィヨンの妻」)――戦後の新時代への幻滅の中に書かれた諸篇が語るのは,深い虚無か,あるいは救済の可能性か.表題作他「冬の花火」「薄明」「トカトントン」「家庭の幸福」等,昭和二一(一九四六)―二三年,作家の最晩年に発表された一一篇を収録.(注・解説=安藤宏)

目次

冬の花火
春の枯葉
薄 明
男女同権
親友交歓
トカトントン
ヴィヨンの妻
フォスフォレッセンス
饗応夫人
桜 桃
家庭の幸福
注……………安藤 宏
解説…………安藤 宏

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

たつや

7
道化を演じていた太宰のシニカルな短編も面白かった。今回は「チャンス」が面白かった。「桜桃」はこんなだったったっけ?と、面食らう。狭い家で暮らす家庭は笑いで溢れているが、涙の谷である。子供より親が大事。今書かれたら、サクランボのタイトルだったのか?断然、漢字の桜桃がしっくりくる。2026/01/27

Jake

0
太宰を読むのは高校生のとき以来か。時代背景など考えずに太宰を正面から受け入れたときと異なり、今読むと戦後の荒廃や廃退が迫ってくる。2026/01/12

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