世界経済史概観 紀元1年~2030年

個数:1
紙書籍版価格
¥8,140
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

世界経済史概観 紀元1年~2030年

  • ISBN:9784000610339

ファイル: /

内容説明

長期経済推計の第一人者による大著.第I部では,西暦1年から2003年までの世界経済の歴史の輪郭を描き,II部では数量的経済分析の歴史とそこでの論争を紹介し,同第III部では2030年の世界経済を予測する.長年にわたる世界各地域の実質GDPの歴史統計に基づいた,マディソンならではの世界経済発展論の集大成.

目次

謝辞
序説と要約
世界経済発展の輪郭
マクロ計測の歴史
来るべき事態の姿
第Ⅰ部 世界発展の輪郭 紀元1~2003年
第1章 ローマ帝国とその経済
古代世界の登場者
ローマ帝国建設成功の原因の基本的特徴
イタリア半島の征服,紀元前396~191年
ローマ帝国建設の過程
帝国の崩壊
ローマの人口
ローマの所得
第2章 西ヨーロッパの復活とアメリカの転形
西はなぜ,また何時富裕になったのか?
1820年以降の西諸国の成長加速を説明する推進力
需要と雇用の構造変化
アメリカのヨーロッパ的転形,1500~1820年
第3章 アジアと西の相互作用1500~2003年
ヨーロッパとアジアの相互作用,1500~1820年
アジアとの貿易のヨーロッパへの影響,1500~1820年
ヨーロッパのアジアへの影響,1500~1820年
第4章 イスラムとヨーロッパがアフリカの発展に与えた影響紀元1~2003年
序論
7世紀以前のヨーロッパの北部アフリカへの影響
イスラムによる征服とその意味するもの
イスラム国家としてのエジプト
マグレブおよび金と奴隷のサハラ越え貿易の開始
モロッコ王朝の性格変化とそのヨーロッパおよびブラックアフリカとの相互作用
ブラックアフリカとイスラムの影響
ヨーロッパのアフリカとの出会い
1820年から1960年までのアフリカ
脱植民地のアフリカ,1960年以後
補論:十字軍,1096~1270年
第Ⅱ部 マクロ計測の進歩
第5章 マクロ計測の先駆者たち政治算術学派と歴史人口学者
ウィリアム・ペティ(1623~87)
ジョン・グラント:最初の人口統計学者(1620~74)
グレゴリー・キング(1648~1712)とチャールズ・ダヴナント(1656~1714)
パトリック・カフーン(1745~1820)
フランスの政治算術,1695~1707年
19世紀と20世紀前半のマクロ計測
第6章 現代のマクロ計測われわれはどこまできたか?
1950年以後の経済政策の道具としてのマクロ計測の発展
1820年以降の世界経済成長の数量化と解釈
重商主義時代の経済実績,1500~1820年
近代化のルーツ──「テイクオフ」か長期の「見習い修行」か
補論1~3
第Ⅲ部 来るべき事態の姿
第7章 2030年の世界経済
人口の予測と人口統計学上の特徴の変化
1人当たりGDPの予想の基礎となる想定
経済成長,エネルギー消費,炭素排出量,地球温暖化の関係
気候変動の影響
京都議定書
気候変動に関する貴族院の報告
気候変動の経済学に関するスターン報告
地球温暖化についての結論
付録統計
付録統計A
付録統計B 日本,英国,米国の成長計算の構成要素,1890~2003年
解説にかえて(斎藤修)
訳者より
キーワード

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

1.3manen

39
2007年初出。本書の目的:どのように世界のある部分が豊かになり他の部分が立ち遅れてきたのか、それはなぜかを説明する諸因を確認すること(1頁)。キース・ホプキンズは、奴隷は自由労働者より2倍も激しく働きうるし、扶養する女や子供の割合も小さかった(47頁)。数量歴史学者・経済学者、数カ国語に堪能で愛書家。国民所得、金融構造、資本形成、株式資本の比較分析に貢献したレイモンド・ゴールドスミス(1904-88)は知らなかった(61頁)。2016/04/25

記憶喪失した男

8
この本には、十七世紀から十九世紀にかけてアジアへやってきた西洋人の人数が書かれている。他にも、中国とインドがかつてどれだけの経済力を誇ったか、欧米の経済力がどのように推移したかが書かれている。統計を読むのは難しいが、世界史の理解が大きく変わる本だった。2020/07/13

いとう・しんご

7
杉原きっかけ。17世紀に始まった国民経済統計の歴史が面白かった。基本的にはそうした統計に基づいて過去の人口やGDPを推計し、それに基づいて世界史を概説しようとする本。でも、例えばローマ帝国治下のエルサレムの人口を1万人と推計しているんだけれど、その妥当性は、結局、誰にも分らないんですよね。歴史を知るとは何をしることなのか、数字とは何をしることなのか・・・考え込んでしまいました。2023/11/01

むろ

6
2016年4冊目。紀元1年から2030年までの世界の経済の概観を解説した本。 内容としては、世界史の簡単な振り返りから、マクロ経済学までをカバーしている。ある程度の、世界史とマクロ経済学の基礎知識は必要である。 日本についてもある程度ページを割いて書かれており、参考になる部分もあった。ただ、あまりにもカバーする範囲が広すぎるため、少し説明不足と感じる部分もあった。諸外国の経済を体系的に学ぶためには、おすすめであると感じた。2016/01/25

かなた

3
歴史観上一貫してアジアが最も人口の多い地域。中国インドは歴史的に大国であった期間が圧倒的に長い。列強に中国は一世紀、インドは二世紀に渡り占領されていたが、再び大国となるだろう。2023/10/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9760157
  • ご注意事項

最近チェックした商品