角川ホラー文庫<br> 仄暗い水の底から

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角川ホラー文庫
仄暗い水の底から

  • 著者名:鈴木光司【著者】
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • KADOKAWA(2025/11発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041167724

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内容説明

夫と離婚し、港区の埋立地に建つマンションに引っ越してきた淑美と5歳の娘・郁子。
ある日2人は、マンションの屋上でおもちゃの詰まった赤いバッグを見つける。
しかし、このマンションに子供は郁子以外いないはず……
その日を境に、不可解な現象が起き始める(「浮遊する水」)。

大ヒットホラー映画原作「浮遊する水」、『ユビキタス』の原型ともいえる「孤島」など、
“水”をモチーフとした7篇を収録。
『リング』著者による至高の恐怖短篇集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

まさ☆( ^ω^ )♬

10
90年代に一度読んでる。今回復刊?されたので懐かしさもあって手に取った。「浮遊する水」が映画の原作だったっけ?中々の怖さ。先日読んだ「ユビキタス」の原型と思える「孤島」も面白い。「海に沈む森」は、プロローグとエピローグに繋がってる話。何とも息苦しくなるお話。東京湾をテーマとした7編の短編はどれも面白かった。古さを感じさせない展開はさすがだ。解説が古いままなのが残念だった。折角なので、最新の解説が読みたかったな。2025/12/14

冬野

6
作者さん単著一作目。水の気配と閉鎖環境を通奏低音にした都会ホラー。同名の映画(未視聴)の印象が強かったのだけど、小説は連作短編なのですね。各方面に造詣が深い作者さんならではのリアリティを楽しめた。ホラーではあるけど構造としてはミステリ的要素を、感情としては物悲しさをより強く感じた。特に「穴ぐら」「漂流船」「ウォーター・カラー」が好き。子供と身重の妻がいるのに自ら危険に飛び込む「海に沈む森」の主人公はちょっと好意的には見られなかったな…。書かれた当時の時代の空気が封じ込められているのもよい。星:4.5/52025/12/21

KDS

5
「水」にまつわる七編のホラー短編集。新作の文庫化ではなく新装改訂版。プロローグとエピローグの話は繋がっていてラストの「海に沈む森」のスピンオフ的な位置づけになっている。他の六編はそれぞれ独立したストーリーだが、「ウォーター・カラー」のオチはそりゃないでしょって感じでちょっと他とは異質なもの。面白かったのは「浮遊する水」「孤島」「穴ぐら」の三編。「浮遊する水」は大ヒットホラー映画の原作らしいが、そんなのあったっけ?ちょっと記憶がない。また、「孤島」は最新作の「ユビキタス」の原型作らしいので、読むのが楽しみ。2025/11/30

lou2s

4
★★★★☆ 直前に読んだホラー小説が物足りず、確実な「恐怖」を求めて本作を手に取った。鈴木氏の作品は、かつてシリーズを一気読みした『タイド』以来だ。冒頭の『浮遊する水』から一気に引き込まれた。水道水や貯水槽、マンション、埋め立て地など、あまりにも身近で、生活に不可欠なものだからこそ恐ろしい。読み終えた後、デスクの上の飲みかけのグラスを見て、その水を飲むのを躊躇してしまったほどだ。『穴ぐら』で見せる安堵の笑み、『漂流船』の貝拾い、『海に沈む森』の地下冒険……いずれも強烈な印象を残す。2025/12/01

こひた

2
オモコロで多摩川の地学的スケールの話を見たあとで、読後感が変わった2025/12/25

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