新潮文庫<br> 小泉八雲集(新潮文庫)

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新潮文庫
小泉八雲集(新潮文庫)

  • 著者名:小泉八雲【著】/上田和夫【訳】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 新潮社(2025/11発売)
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  • ISBN:9784101094014

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内容説明

日常の生活、風俗習慣から、民話、伝説にいたるまで、近代国家への途上にある日本の忘れられた側面を掘り起して、古い、美しい、霊的なものを求めつづけた小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)。彼は、来日後、帰化して骨を埋めるまで、鋭い洞察力と情緒ゆたかな才筆とで、日本を広く世界に紹介した。本書には、「影」「骨董」「怪談」などの作品集より、代表作を新編集、新訳で収録した。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ケンイチミズバ

88
何か物の怪に惑わされる人間。因果応報を思わせる伝承は戒めとしてそこにあった。正しい行いが報われることも。そして不思議な不可解な出来事もそういうこともあるものだと思わせる。昔の日本人が自然界に対して謙虚で万物を小さな虫にまで敬いがあり、無下にしてはならないという教えがあった。今の私達からすっかり失われている大切なものを教えられた。経済のピラミッドの頂点に座ることしか教えない教育で育ってきた私達は昔の日本人よりむしろバカなのかも知れない。眠りにつく前にこれを読んでいたせいでしょうか、おかしな夢を見てしまった。2025/11/10

夜長月🌙

71
小泉八雲といえば「怪談」が有名ですが、今回初めて、日本の伝承文学を集めて世界に広めたことを知りました。怪談に限らず言い伝えや昔話を海外の雑誌に載せました。そのため文中の単位はインチやマイルなどが用いられています。後半には日本への想いもまとめられていて西洋と異なる日本の美意識に傾倒していたことがわかります。2025/10/14

藤月はな(灯れ松明の火)

67
NHKでの「百物語」で語られた作品も有り。「衝立の乙女」は小泉八雲のルーツでもあるギリシャの『ピグマリオンの乙女』みたいで小泉八雲が実際、日本で聞いた話か、ギリシャのを換骨奪胎したのか分からない位、似ています。「雉の話」は息子の言動にぞっとするな・・・。そして「日本人の微笑」は日本人として帰化したラフカディオ・ハーンから見た日本人像が大変、興味深いです。2014/10/06

活字の旅遊人

66
大きく分けて、前半が化け物・霊絡みの昔話。後半が著者の日本・日本人論。近頃何だか読メ周りが怪談流行りのようで、その勢いに乗り、ついに積読解消。有り難うございます。前半は「耳なし芳一」「雪おんな」などお馴染みの話もあったが、面白く読めた。それで日本人の好きな(いや、これらを選んだのはこの外人だが)来世で結ばれましょう的な話、死体と付き合う話などのパターンが見えてくる。後半の小論は、江戸から明治の時代の変化を捉えつつも、やはり今もそう変わらないよね、と思えるような内容だった。鋭い感性と分析力を持った人なのだ。2021/07/05

mii22.

50
よく知られている怪談話で、多くは私もよく知っているお話と思っていたけれど、そうではないもや思い込み、思い違いがあって少し驚いた。例えば「ろくろ首」は思っていたのと全く違っていたし、オチの印象が違うものも。日本が近代国家へと変貌していくなか、忘れられてはいけない風俗習慣や語り継がれてきた民話や伝説という日本の古くて美しくて霊的なものを求め続けた小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の作品はもとより彼自身への興味も尽きない。彼の作品はこれからも世界中の多くの人に読み継がれることだろう。2025/08/24

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