集英社文庫<br> 生者のポエトリー

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集英社文庫
生者のポエトリー

  • 著者名:岩井圭也【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 集英社(2025/11発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~7/26)
  • ポイント 175pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087448269

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内容説明

トラウマを抱え言葉をうまく発することができない青年・悠平が、急きょ舞台で詩を披露することになり……(「テレパスくそくらえ」)。最愛の妻を亡くした元気象庁技官・公伸は、喪失の日々のなかで一編の詩に出会う(「幻の月」)。学習支援教室の指導員・聡美と、ブラジル出身の少女・ジュリアの心を繋いだのは、初めて日本語で挑戦した詩だった(「あしたになったら」)――人生の大切な一歩を踏み出す、その一瞬を鮮やかに描いた全6編。逆境のなかで紡がれた詩が明日を切り拓く、心震わす連作短編集!

目次

テレパスくそくらえ
夜更けのラテ欄
最初から行き止まりだった
幻の月
あしたになったら
街角の詩

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

はっせー

50
本書は詩をテーマにした連作短編集繊細で優しいお話で、最後は心がじんわり温かくなり、読めてよかったと思える作品😳本書は連作短編集という形をとっているため、第1章に出てきた登場人物の話を受けて、第2章へ話が続く。まるで詩というバトンを繋いで、読者に感動を届けているのかなと思う😊本書のイメージを伝えると「詩は勇気を与えてくれる」かなと思う~各登場人物が詩を通して新しい1歩を踏み出す。自分で詩を書く。詩を読む。詩を聞く。そのどれもが勇気を与えてくれるのかなと思い、このイメージにした😆2025/11/12

mochiomochi

47
「詩」から広がる全6編の連作短編集。岩井さん、やはり作風が広い。そして「詩」をテーマにするとは感性の豊かさに驚く。場面緘黙症で言葉を発するのに時間がかかる青年。ラジオ局でアルバイトをする女子大生。ブラジルから来た少女。役所の臨時アルバイトをする青年等々。一見、何の繋がりもない人々を繋いでいる、彼らの心の声、「詩」。やるせない気持ちも、過去の何気ないことも、これからのことも、「詩」となってあふれ出す。個人的には「あしたになったら」の少女のひたむきさにうるっとした。「詩」は案外、身近なものなのかもしれない。2026/07/24

よっち

23
逆境の中で紡がれた詩が明日を切り拓き、人生の大切な一歩を踏み出す一瞬が描かれる6つの連作短編集。トラウマで上手く話せなくなった青年が急遽舞台で披露する詩や、地元FM局でバイトする女子大生の想い、出所して真実の詩を歌いたいと自覚した男、最愛の妻を亡くした元気象庁技官が出会った一編の詩、学習支援教室指導員とブラジル出身の少女ジュリアの心を繋いだ詩、街角の詩を拾った役所企画を個人で引き継いだバイトなど、詩から大切なものやなすべきことを見出してゆくエピソードには確かな希望があって、彼らを応援したくなる物語でした。2025/10/17

はっち

19
夜更けより静かな場所を読んでいなければ岩井圭也さんの作品とは思えなかった 夜更けより〜は読書会でしたがこちらは詩の朗読会から詩を作る事で自分を発見したり人との繋がりがうまく行き出したり・・・「詩」といえば私は教科書で何気に読むくらいのものでしたが「詩」を紡ぎ出せる才能ってすごいなと思った 理系のイメージの岩井圭也さんですがそのジャンルの広さに脱帽です ほんと3人くらい岩井さんがいたりして(笑)2026/03/19

18
う〜ん、詩は、なぜか苦手なのよね。連作短編集としては楽しみました♪2026/07/12

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