内容説明
アイリス は『氷の女』と呼ばれている。
とある侯爵家の一人娘として生まれ、クラム公爵マシューの妻となって数年、一度も笑ったことがないから。
良い夫婦関係が築けるはずもなく、時間だけが過ぎていたある日、
アイリスがある病にかかっていることが判明する。
――『氷心症』。
はるか北国にいたという氷の魔女の呪いであり、
発症から約一年で心臓が凍りつく死の病。
更にその診断を受けた数日後、
夫のマシューからは離縁を申し渡される。
「不治の病にかかりましたので、ちょうどよかったです」
アイリスはそれだけを言い残して、公爵家を去った。
夫とはそれで終わり、……のはずだったのに。
なぜか、マシューはアイリスを追いかけてきて――?
※電子版には特典として、鈴木桜先生書き下ろしSSが収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ミグ
4
KUにて。離婚をきっかけに1年後に亡くなる不治の病ぬ治療法を探す旅。 結婚中3年間なにも伝えられなかったポンコツ、、いや、不器用な夫と、自分の意思で決めることの大切さに気づいたヒロイン。お互いを思い合って拗れた関係を丁寧に解きほぐしていきます。一冊でキレイにまとまったんじゃないかと思います。2026/06/14
yocchi0318
4
表情が全く動かないことから「氷の女」と呼ばれている侯爵令嬢・アイリスが主人公。クラム公爵マシューの妻となったが、一度も笑ったことがないから良い夫婦関係が築けるはずもなく、3年後、夫のマシューからは離縁を申し渡される。 はるか北国にいたという氷の魔女の呪いであり、発症から約一年で心臓が凍りつく死の病「氷心症」であると診断されていたアイリスは、「不治の病にかかりましたので、ちょうどよかったです」と言い残して、公爵家を去る。しかし、マシューはアイリスを追いかけて来る。 コミュ障夫婦が呪いを克服して幸せになる話。2026/06/04




