戦後日本の親族関係 - 核家族化と双系化の検証

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戦後日本の親族関係 - 核家族化と双系化の検証

  • 著者名:施利平
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  • 勁草書房(2025/12発売)
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  • ISBN:9784326602384

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内容説明

親族関係の持続と変容をより正確に理解するため、同居・継承・相続の制度的側面と経済的または非経済的援助・交際の情緒的側面の双方を捉える枠組みを提示し、日本家族社会学会が行なった全国家族調査データ等をもとに親族関係の歴史的変化を追う。また、同じ儒教文化圏で親族関係を重視する中国と韓国の親族関係との比較も行なう。

目次

はじめに

第I部 核家族化と双系化という通説の検討

第1章 イエから核家族へ
 1・1 家族・親族に関連する法制度の変遷
 1・2 親子関係から家族と親族の変化へ迫る

第2章 家族社会学でみる家族の変化
 2・1 近代家族とは
 2・2 「イエ」と近代家族との関係
 2・3 近代家族パラダイムのもつ限界

第3章 社会学と隣接分野からみる家族・親族関係の変化
 3・1 二つの双系化仮説
 3・2 双系化仮説をめぐるいくつかの疑問

第4章 新たなアプローチ
 4・1 家族・親族の制度的側面と情緒的側面の接合
 4・2 「時間の相の下」と「空間の相の下」からの接近
 4・3 子どもの立場からみる実親、および義親との関係

第II部 核家族化と双系化は起きたのか

第5章 日本社会に存在しつづける直系家族的要素
 5・1 家族のもつ制度的側面への注目
 5・2 同居、継承と相続のありかた
 5・3 直系家族制度の存続の可能性

第6章 今日の親子関係の実態
 6・1 制度的側面と情緒的側面の双方への注目
 6・2 同居、援助と会話におけるきょうだい間の差異
 6・3 直系家族制度と双方的親族関係の共存の可能性

第7章 歴史的変化
 7・1 同居と育児援助の歴史的変化への注目
 7・2 親子・親族関係の出生コーホート間の比較
 7・3 直系家族制度と双方的親族関係の持続および後者の活性化

第8章 日本の特徴
 8・1 儒教文化圏の日中韓における親族関係の異同への注目
 8・2 日中韓における夫方と妻方の比較、およびきょうだい間の比較
 8・3 直系家族制度と非父系的・双方的親族関係

終章 戦後日本の家族・親族の持続と変化
 終・1 長男との同居、娘や妻方との緊密な交際・援助関係
 終・2 直系家族制度と非父系的・双方的親族関係の共存と持続
 終・3 法制度と現実生活上の家族・親族

補論 墓の継承意識からみる祖先祭祀
 補・1 墓の継承意識への注目
 補・2 戦後の祖先祭祀研究のレビュー
 補・3 墓の継承意識の実態
 補・4 一子継承の原則と非父系的な親族規範

あとがき
参考文献
索引
初出一覧

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