ペール・ラーゲルクヴィスト - 三部作・マリアムネ

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ペール・ラーゲルクヴィスト - 三部作・マリアムネ

  • ISBN:9784867821404

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内容説明

神という恐るべき謎に挑み続けた、北欧のノーベル賞作家ラーゲルクヴィスト。その孤高の作品群がここに全貌を現わす…!

神という恐るべき謎に挑み続けた、北欧のノーベル賞作家ラーゲルクヴィスト。その孤高の作品群がここに全貌を現わし、巡礼の果てに焼き尽くされた人間の罪が、聖なる地の澄明な風景としてよみがえる。20世紀の最重要作家を、「刑史」「こびと」の名訳で紹介した山口琢磨が、その渾身の力で遺した待望の翻訳が刊行されることは、ひとつの文学的事件である。(文芸評論家 富岡幸一郎)

【著者】
ペール・ファビアン・ラーゲルクヴィスト
ペール・ファビアン・ラーゲルクヴィスト(P r Fabian Lagerkvist)
1891年5月23日~1974年7月11日。スウェーデンの作家、詩人、劇作家、エッセイスト。スモーランド地方ヴェクショーに生まれ、伝統的なキリスト教信仰の環境下で育つ。生涯に亘って神と人間、善と悪という普遍的なテーマを追求し続けた。最も知られる小説「バラバ」は、1951年度ノーベル文学賞受賞の対象作品になった。1956年、本三部作の前編となる「巫女」を発表。

山口 琢磨
山口琢磨(やまぐち たくま)
1925年1月4日~2021年7月9日。旧制松江高等学校、東京大学第一工学部船舶工学科卒業。大学院進学後、療養生活中に独学でスウェーデン語をはじめとする4ヵ国語を習得。2010年、運輸界のノーベル賞といわれるエルマー・A・スペリー賞受賞。東京大学応援歌「ただ一つ」の作曲者。
訳書『ノーベル文学賞全集 11 フォークナー/ラーゲルクヴィスト』所収「刑吏」「こびと」(主婦の友社)他。

目次

アハスヴェルスの死
海上の巡礼
聖地
マリアムネ
ラーゲルクヴィスト著作目録〈山口琢磨編〉
あとがき〈中川美智子〉

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

おだまん

9
4作通じ信仰と「生きる」ことの意味の有無を問うたシリアスな内容でした。マリアムネはヘロデ王目線で先日読んだ「へいしのなみだ」と対比することができてよかったです。2026/02/23

Satoko

1
同作者の『巫女』は読んだことがあるのだが、本書でも同様に、妙に乾いた、醒めた、無機質な語りが目立つと感じた。特に三部作のほうにははっきりした起承転結があまりなく、語られない過去や出自も多く、一読しただけでは消化しきれないものが多かった。機会があれば再読したい。ギリシャ悲劇やシェイクスピア劇に慣れている私には、「マリアムネ」が一番おもしろかった。2026/01/22

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