内容説明
文豪から現代の人気作家まで、お風呂への愛が詰まったエッセイ、詩、漫画作品を収録。大好評の「作家と〇〇」シリーズ、第8弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
88
48名の作家たちの風呂エッセイ。銭湯や内風呂、外国の風呂事情などが綴られている。どの話も楽しめた。私の子供の頃、隣は銭湯だった。毎日多くの人たちが来る時代だった。 私も小学生の頃は隣の銭湯に行っていたが、やがて内風呂ができて行かなくなり成人した時に廃業した。取り壊した後を見た時にこんな小さな場所に銭湯があったことに驚いた。内風呂ができるまで、親戚の家にもらい湯に行ったことも覚えている。もう死語ですね。赤ちゃんの泣き声が毎日聞こえてきたことも懐かしい思い出。3歳ぐらいの時に番台に座ったと後から聞いた。2026/08/13
ひさか
33
2025年11月平凡社刊。作家のお風呂をテーマにしたマンガ、エッセイ、詩、の48編のアンソロジー。表紙の猫と一緒にお風呂に入る赤塚不二夫さんの写真が楽しい。冒頭の石垣りんさんの銭湯で明日お嫁にいく人の襟を剃ってあげたという話がインパクトがあり心に残ります。他、お風呂でこんなことあったという話が面白くて好みです。2026/01/12
hitotak
13
温泉、銭湯、内湯などお風呂に関する様々なエッセイ。戦前から戦後にかけて書かれた少し昔の作品は、明日お嫁に行く人の襟足を銭湯で剃ってあげる話や、年配女性たちが若い女性の体を大声で品定めする村の共同浴場など、銭湯であれ温泉であれ、入浴客同士の距離の近さが印象的だ。自らの土地をボーリングして温泉を掘っている最中のお婆ちゃんに会いに行く宇野千代、何軒ものお風呂を借りる羽目になり、のぼせてフラフラになった古川ロッパなどはエッセイというより小説のよう。お風呂の心地よさが改めて思い起こされ、気楽に楽しめる一冊だった。2026/02/20
Shimaneko
10
表紙の赤塚不二夫と猫がナイス。例によって物故者多め&玉石混交で、芥川龍之介のあまりに適当な雑文や萩原朔太郎の毒舌っぷりに苦笑したり、画家の上村松園や小出楢重などレアな筆者に驚いたり。著者略歴と出典は巻末にまとめてあるものの、なにしろ昔の文章が多いので、時代背景のヒントに初出年の記載が欲しかった。銭湯といえば、昭和40年代の実家近辺(都内)には2軒あり、それぞれ姉の同級生と自分の同級生の家だったっけ。たまに連れてってもらうのが物珍しくて、超楽しかった懐かしい記憶がうっすら蘇った。2026/02/26
果てなき冒険たまこ
5
表紙になってる赤塚不二夫から俵万智、さくらももこ、山下清、古川緑波、大槻ケンジ、青島幸雄などの人たちや川端康成、芥川龍之介、坂口安吾、それから上村松園、朝永振一郎、吉田戦車、種田山頭火など見事にバラエティに富んだ人たちの温泉・銭湯に関するエッセイ。もともとは木村荘八の文章が読めると思って図書館から借りたのだけれどこれほどいろんな人の分が読めるとは思ってもいなかった。まぁ日本人といえばお風呂だよねというのがよくわかって早速近所のスーパー銭湯に行ってきましたとさ。2026/08/04
-
- 電子書籍
- 私は知らない クイーンズセレクション
-
- 電子書籍
- 瞬解! デザイン用語図鑑




