内容説明
【書評・パブリシティ情報】
★「図書新聞」書評 (2021年5月8日号)
★「週刊東洋経済」Book Review (2021年2月13日号)
★「高知新聞」コラム 小社会 (2021年2月7日付)
★「日刊ゲンダイ」著者インタビュー (2021年2月4日号)
★「じんぶん堂」著者寄稿 (2020年12月16日公開)
【帯文: 大澤 真幸氏・安田 雪氏】
「触れ合うほどに近づくことも、たくさんの人が集まることも望ましくない。そんな社会で、私たちは楽しく生き、充実して働くことができるのか? できる! この本が、その方法を、ネットワーク論という専門知の裏付けをもって提案してくれる。人々が切実に問うていることに真正面から応える。社会学者としてのこの使命感に感動した」 ――大澤 真幸 (社会学者; 『社会学史』講談社現代新書など)
「社会ネットワーク分析者が贈る、ポスト・コロナを見すえた新たな働き方と生き方の提言。社会ネットワーク分析の基礎概念とともに、変わりゆく社会で動揺せずに働くためのユニークな「3疎」概念の提唱もあり、同じ専門分野の学者として、素直に良い仕事だと思う」 ――安田 雪 (社会学者; 『「つながり」を突き止めろ』光文社新書など)
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日本再興のカギは「中心のない社会的空間モデル」の実践だ。
これからも必ず訪れる感染症危機に“勝つために。社会学、経営学、ネットワーク科学、経済地理学まで駆使して分析を行う社会科学者が、パンデミックに動じない新時代の働き方(リモートワーク、テレワーク)と生き方(リモートシフト)を提示。豊富な図解と学問的な根拠を示しつつ、密閉・密集・密接を避けた「3つの疎」戦略の利点と優位性を説く。
目次
はじめに
序章 コロナ禍でわれわれの生活はどうなったか
1 現代資本主義社会とコロナ感染
2 リモートシフトした働き方と学び方
第1章 ソーシャル・ネットワーク論を導入する
1 社会をどう見るか――ネットワーク思考
2 具体例によるソーシャル・ネットワーク入門
3 統合的理論の概観
第2章 管理中枢からの社会的距離戦略――いかに自由に、自立して働くか
1 テレワークを3つのベクトルに分解する
2 テレワークを長いキャリアの中で位置づける
3 テレワーカー調査で探るコロナ禍前のテレワーク
4 フリーエージェントという生き方
5 労働者からフリーランス、創造階級にいかに飛躍するか
第3章 中央=東京からの社会的距離戦略――移住と地方への分散戦略
1 地方移住への関心の高まり
2 移動と「よそ者」――イノベーションの源泉?
3 地域での起業という戦略
第4章 人からの社会的距離戦略――イノベーションのネットワークをどうつくるか
1 自立した強い個人の確立のためのネットワーク戦略
2 知識資産とは何か? 仕事上のネットワークをどうつくるか?
3 女性はいかに100年人生のキャリアを築けるか
終章 「3密」から「3疎」への社会戦略はデジタル環境マルクス主義に通じる
おわりに
注
参考文献一覧



