内容説明
本書は「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」実現のために成長が期待される分野を取り上げ、ぞれぞれの概要と研究トピックスをまとめたものである。持続可能な社会の構築を目指し、環境への負荷を低減するための技術や取り組みであるグリーンテクノロジーについては、多岐の分野が複雑に関係している。
目次
第1章 概観:物性における電子相関の役割と背景(フェルミ液体論の成功
密度汎関数法(DFT)とは何か? ほか)
第2章 電子相関を取り入れるための従来の電子状態計算法(密度汎関数法と波動関数法
摂動論的手法―RPAとGW近似)
第3章 階層的強相関電子状態計算法(MACE)(強相関物質の特徴を捉えた手法の登場とその歴史的背景
ダウンフォールディング:有効ハミルトニアン導出 ほか)
第4章 階層的第一原理強相関電子状態計算の応用(高温超伝導体の第一原理計算の背景
銅酸化物超伝導体 ほか)
第5章 まとめと展望
付録



