飲中八仙歌―杜甫と李白―

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飲中八仙歌―杜甫と李白―

  • 著者名:千葉ともこ【著】
  • 価格 ¥2,695(本体¥2,450)
  • 新潮社(2025/12発売)
  • ポイント 24pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784103565710

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内容説明

悪政による貧困がはびこる唐の世、仕官を願う杜甫は、花形詩人の李白ら、憧れの酒豪と出会う。型破りな酒仙たちとの交流を通じ、杜甫は「国破れて山河在り」の境地に辿り着き、民のために皇帝に諫言することを決意する。不遇をかこちながらも志を貫いた大詩人の夜明けを活写する、中華烈伝エンターテインメント!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

23
悪政による貧困がはびこる唐の世、仕官を願う杜甫は憧れの李白らと出会い、型破りな酒仙たちとの交流を通じ民のために皇帝への諫言を決意する中華小説。杜甫が憧れの李白と交流を重ね、酒宴や冒険、時には躍動感溢れる事件を通じて詩人としての境地を深め、天衣無縫の天才酒豪の李白、素直で世渡り下手な杜甫を対比させた関係に、個性豊かな飲中八仙の面々、阿倍仲麻呂や焦遂のエピソードも絡めながら、安史の乱の影が迫る中、侠義精神に燃える文人たちの生き様が描かれて、杜甫の不遇と志の貫徹が詩聖への道として昇華されてゆく結末は圧巻でした。2026/01/27

信兵衛

18
歴史を知らずとも酒豪たちのキャラクターはそれぞれ魅力的かつ面白いですし、歴史と併せて読めばその面白さも味わえるという快作。 面白いこと請け合いです。お薦め。2026/02/04

17
著者が長安のライチを勧めてらして、この本も同時代のものとのことだったので読んだ。1話目の賀知章が阿倍仲麻呂も含めて、助さん格さんやっておしまいなさいすぎてめっちゃ面白かった。最終話で不遇を託ち続けてきた杜甫が帝を諫めるシーンがとてもよかった。漢詩はそれこそ受験以来触れてこなかったので、久しぶりに読んでみたいなあと思った。2026/03/27

さとうしん

12
杜甫の「飲中八仙歌」に詠まれた酒飲みたちと杜甫との交友を描いた短編連作。詩人が多く登場して各種の唐詩が取り上げられているという点で、中国のアニメ映画『長安三万里』と好対照になりそうである。終盤では著者がこれまでの作品でテーマとしてきた安史の乱が取り上げられている。『長安~』と比べて李白が美化されているなあと感じるが、それもまたよしである。李林甫に見目のいい幼子が献上されるというのは中国現代ミステリ『検察官の遺言』を連想した。この李林甫が学のある者を嫌うというのも、何やら当世とかぶりそうである。2025/12/26

月華

4
図書館 図書館で探していた時に背表紙が読めなくて本を見つける事ができませんでした。斜め読みになってしまいました。2026/03/29

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