内容説明
「幕府は薩長に倒されたのではなく自壊した」「尊王攘夷が盛り上がった理由は日本人の“京都敬い”」「吉田松陰の面白さは馬鹿げていて愚直なところ」「外国人が幕末の人々に感じた頭の良さと狡猾さ」「大久保にない西郷の人間的な魅力」……『逝きし世の面影』の著者が、黒船来航で始まる激動期を独自の視座から捉え直す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まーくん
80
著者・渡辺京二氏(1932-2022)は『逝きし世の面影』や『黒船前夜』などの著作で知られる在野の歴史家。本書は80年代初めに熊本・真宗寺で、若者や親しい仲間たちに対して行われた氏の「京二塾 日本近代史講義」の録音音声をまとめたもの。多くの史書と格闘して一つのまとまった考えに至たり、その成果が上記『逝きし世…』などの著作になっているという。幕末・維新の個々の出来事について細かく深く考察、それらを積み上げ全体の流れとして見た時、従来の解釈とは違った景色が見えてくるようである。⇒2026/01/05




