内容説明
白河まつりは十歳の時に両親を亡くし、清流神社に引き取られた。
ゴリラ系おかんの長男温太(はるた)、頑固オヤジ系美形の次男蒼司(そうじ)、ツッコミ系美少女の末っ子瑞葉(みずは)と力を合わせ、四兄妹で神社を営んでいる。
清流神社、通称「呪物神社」はいわくつきの品物がよく持ち込まれる。
本日預けられたのは、護符と麻縄で厳重に封印された行李【ほしいさま】。富をもたらす反面、中を覗いた者の命を奪うと言われている。
それを預かってから、まつりの周囲で不思議なことが次々起こり……。
四兄妹が織りなす呪物ときどきおいしいごはんの物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
21
10歳の時に両親を亡くして清流神社に引き取られた白河まつり。いわくつきの品物が持ち込まれる清流神社と4兄妹が織りなす呪物物語。ゴリラ系おかん長男温太、頑固オヤジ次男蒼司、ツッコミ系美少女末っ子瑞葉と営む呪物神社。しかし厳重に封印された行李を預かってから、周囲で不思議なことが次々起こって急速に体調を悪化させていく中、兄妹たちを巻き込まないために抱え込むまつり。夢にたびたび出てくる和服少女や頼もしい兄妹たちの奮闘もあって、ようやく本当の意味で兄妹になっていくその優しい結末にはじんわりと来るものがありましたね。2025/11/16
冬野
5
作者さん四作目。主人公が義兄妹と協力しつつ、神社に持ち込まれる厄介事に対処する現代ファンタジー。好きな作家さんだけれど今作に関しては見所がよく分からず。メインは呪物なのか、義兄妹の絆なのか、食べ物なのか。もう一掘り二掘り欲しかった。浅名さんといえばのぶっ飛んだ男子の造形もかなり薄め(現代日本ものでは難しい点だろうが)。個人的に長男の温太以外に魅力を感じられなかった。料理の描写は美味しそうではあるがただそれだけというか…本編を反映していない副題も不要なのでは。全体として物足りなさがありました。星:3.5/52025/12/24




