内容説明
隠密の存在は知られていても、隠密が成す「疑似家族」はよもや知られていまい。その構成は幼少の頃より一撃必殺の技を学んだ小夜に、底知れぬ手練れの美麗な夫、潜入の達人の義弟、抜群の記憶力を備えた嫡男の面々。表向きは勘定吟味役の酒井家、しかしてその実体は老中が選び抜いた人員による、なんら血縁関係のない「暗殺一家」である。嫁いだばかりの妻の小夜は即席の家族に戸惑いながらも「仕事」となればきっちり殺る。時は文政、江戸の闇に潜む卑劣な悪党を始末人一家が力合わせてご成敗! 痛快無比の新シリーズ爆誕!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
60
隠密「疑似家族」酒井家4人の活躍を描く新シリーズ開幕編。「序」は悪人をチームで畳み込むように成敗する場面なので全編ハードなノリかな?と思ってたら意外やオフビートな展開に。コミカルな要素も多々あり、可笑しみのある作品。初巻は血縁関係の無い赤の他人同士が、一家として繋がっていく過程で魅せる。メインキャラの小夜が「始末術」の使い手ながらおっとりした性格で、朝顔を懸命に育てる場面に和んだ。設定や人物配置に「SPY×FAMILY」に通じる面白さを感じて読み進めると、ビックリな仕掛けアリ。楽しめたので2巻にも期待大。2025/12/04
ツン
48
菊乃進の秘密に驚きました(笑)梅千代もお母さん(お姉さん?)ができて本当は嬉しいんじゃなきかな。2025/12/23
なみ
9
小夜が嫁いできた酒井家は、それぞれに秘密や事情を抱えながら、疑似家族を構成していた。 表向きの顔とは別に、裏で暗躍する姿が格好良かったです! 記憶力が優れているうえに頭も良い梅千代が、たまに見せる年相応の健気なところがすごく推せます! 中盤で明かされる菊之進さんの秘密に驚いたり、小夜の鮮やかな戦闘シーンに惚れ惚れしたり、闇場居党の響きが完全に闇バイトで笑ったりと、とても楽しい1冊でした。2025/12/26




