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内容説明
働き方改革から取り残され、部下の仕事まで背負い込んで長時間労働に苛まれる現代の管理職。しかし、管理職をめぐる議論は過去にも様々な形で繰り返されてきた。「罰ゲーム」「無理ゲー」といった議論が流行している今、戦後日本で管理職が経験してきた波瀾万丈の歴史をたどる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Francis
14
「ジョブ型」「メンバーシップ型」なる雇用形態の名称を定着させた労働省出身の労働法研究者濱口桂一郎先生の新著です。第4章2「管理職ユニオン」以降で展開される議論は同時代を生きた私にとって既視感ありまくりです。私も最初の公務員時代○○専門官なる係長待遇のスタッフ職をあてがわれ、長時間残業に勤しむも年功給故にコスト削減のためリストラ要員となり法人化して8年後退職に追い込まれた経験があります(^^;今の職場も管理職は部下の残業時間管理など本当に大変そうです。管理職は日本的雇用問題の極北であると言えましょう(^^;2025/11/24
みぐ
0
「管理職」とは、社会で、そして企業でどう位置づけられ、結局何をすることが求められているのか。戦後の「管理職」の役割やポジションについて、時系列での変遷を示していく。欧米型のマネジャーを形式上は模しているが、実態は似ても似つかぬ「管理職」が、我が国の社会の中でしわ寄せを受け続けて今に至っている。下からの突き上げを食らい、その数が過剰となれば、外に放り出され、裁量労働や高プロといった制度ができていく一方で、管理監督者の取扱いについては忘れ去られたかのよう―。論調としては「管理職って結局大変だよね」スタイル。2025/12/12
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