ちくまプリマー新書<br> 「面白い!」を見つける ――物事の見え方が変わる発想法

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ちくまプリマー新書
「面白い!」を見つける ――物事の見え方が変わる発想法

  • 著者名:林雄司【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 筑摩書房(2025/11発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480685421

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内容説明

日常には、意外さやとまどいが潜んでいる。世界を観察してみると、物事の「型」が見えてくる。それをずらして「面白がる」と、思わぬ発見に出会える。おしきせのエンタメじゃ喜べないひねくれものにも、新しく何かを作ってみたい人にも役立つ視点と着想。◆「この本は「面白さを見つけるという行為」そのものが面白いからやってみてよ、という本なんです。無理に人に合わせたり、競争しなくても生きていけます。みんなが楽しんでいることに興味が持てなかったり、お金や名声など世間一般の「幸せ」に疑問を感じていても、オリジナルの面白さがあるんですから平気です。」 【目次】はじめに/パート1 そもそも「面白い」とは?/パート2 「面白い」の探し方/パート3 「面白い」のふくらませ方/パート4 「面白い」を発表しよう/さいごに 「面白い」に人が集まる/あとがき

目次

はじめに/当たり前の風景を観光にする/「TikTokで踊れない」あなたに/独自の面白さで心がときめく/自分なりの面白さで世界征服/面白がると、気分がよくなる/面白さを公開するのは、落とし穴を掘る感覚/日常が面白ければ、世の中が輝く/パート1 そもそも「面白い」とは?/「面白い」にはパターンがある/笑うとき人は驚いている/最初から面白いものはない/普通のものこそ面白がれる/自分の手で「面白化」できる/まずは戸惑いを探そう/自分の想像を超える「意外」に出会う/現実は豊かだ/よくわからないことは想像するチャンス/正解ではなく「こうだったらいいな」を求めて/パート2 「面白い」の探し方/モノをじっくり見よう/ゆっくり歩こう/上を見よう、もしくは下を見よう/字が書いてあったら読もう/人を観察しよう/人は意外性のかたまり/「仮装するとしたら」を考えよう/聞き耳を立てよう/人と話そう/人の家や学校や職場を見よう/人の気配を感じる現実のほころび/居場所を変えよう/外の人の視点を借りよう/旅をしよう/百貨店で行ったことがないフロアに行こう/本屋の普段読まないコーナーに行こう/いっぱい集めて比べよう/違いを探そう/共通点を探そう/スマホの中もよく見よう/測ろう/メモを取ろう/「面白がり」が上手くなる心構え/「何これ面白い」と言ってみる/感想のセリフから探す/世間知らずになろう/ご機嫌でいよう/パート3 「面白い」のふくらませ方/違和感をずらす/日常に潜む「型」のおかしさ/堅いルールこそ面白くなる/教科書ネタは「ずらし」の鉄板/小学生でも分かる「ずらし」法を持とう/ずらし例:進化の順番で寿司を食べる/ずらし例:ポール・モーリアになれる鏡/身近な型をまねしてずらす/まず逆を言ってみる/関係ない言葉をくっつける/要素に分けて、片方をずらす/ストレートなずらしでもいい/失敗もずらせば面白くなる/ずらすだけがすべてじゃない/素材に「意外性」と「共感」があるならそのままでいい/現実が面白ければ「ずらし」もいらない/驚くまでずらす/驚きが中心になってはいけない/うけなかった記事は共感が足りない/驚かすだけだと「アート」と呼ばれてしまう/違和感を熟成させる/なぜ面白いと思ったんだろうと考えてみる/なぜそうなったかを想像する/調べると想像できることが増える/ちゃんと調べても面白さは増す/アイディアは調べると降りてくる/勉強は「違和感きっかけ」で/正しいことは面白くない/ルールを知ると、型を破れる/会社ってフィクションだ/エンタメもネットもルールだらけ/かっこいいスタイルも型にすぎない/「それっぽさ」には が含まれている/みんな真剣に考えているこれ、たいしたことないぞ/世界が面白くないなら、自分で面白くすればいい/パート4 「面白い」を発表しよう/自分が楽しいことをしよう/「辛いけどうけそう」はNG/必然性があると熱意が生まれる/自分の「面白い」と世間の興味が みあうとき/見えるところで変わった踊りをする/ライブ感を大切にしよう/失敗も面白い/なにが起こるか分からない状況を作る/現実との摩擦が面白い/仮説は立ててもストーリーは作らない/「近さ」が大事/書くための具体的な方法/すべてメモする/すぐ書く/感情の言葉は抜く/専門用語を使わない/面白さを翻訳する/読者が心配するから自虐はやめて/照れないで書き切る/展開はオーソドックスに、流れに乗る/気になったトピックから書く/「何もしない」で間を作る/「いかがでしたか」で締めない/読者を振り向かせる/面白い記事は人が出る/意外なことを思う自分を見逃さないで/〝顔出し〟の強さ/タイトルのテクニックは無視しよう/情報は気を惹くためのもの/ストーリーはホスピタリティ/読者は「知識」を求めていない/知識は「お土産程度」/振り向いてもらえれば、あとはショータイム/続けていくためのたいせつな心得/ギャンブルだと思えばいい/数字に惑わされない/目の前の人にうければいい/炎上はしないから心配しないで/編集者にカットされても気にしない/目的の奴隷にならないほうが楽しめる/人と話す/さいごに 「面白い」に人が集まる/まじめにならないようにしている/おもしろ半分がクオリティをあげる/あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

93
「日常に面白さを見つけることができれば、毎日が観光です。」という言葉に共感します。そもそも「笑いとは緊張の緩和」で、「人は笑う前に驚いている」そうです。驚きの前には予想があって、「思っていたのと違う」時に笑いが起きるようです。本書で学んだのは、ご機嫌でいようということと、自分が好きなことに全フリしようということ。旅行する時にいつもしているスーパーに行って日用用品を観察したり、カフェで人を眺めたり、現地に住む人と話したりすることで、面白いことは無限に見つかる。これからもご機嫌で旅をしよう。2026/01/16

よっち

25
「デイリーポータルZ」編集長でもある著者が日常の中に潜む「違和感」や「意外さ」に目を向け、それを楽しむ視点を教えてくれる1冊。著者によると面白いにはパターンがあって、特別な才能がなくても観察したり、居場所を変えたり、比べたり測ったり、違和感をずらしたり熟成させたり、法則を破ったり膨らます楽しさを意識して見えてくるもので、人を笑いものにするものや競争や評価に縛られるものでもなく、いつもの風景や会話の小さなズレや不思議なものから見出すもので、自分だけの「面白さ」を発信する楽しさを改めて思い出させてくれました。2025/12/04

タルシル📖ヨムノスキー

23
ふとした瞬間「何か面白いことないかなぁ〜」なんて思わず口に出し、SNSや動画、ゲームで時間を埋めてみるけれどなんか物足りない。そんな経験はありませんか?この本で著者は、本来面白さとは誰かに用意してもらうものではなく自分で見つけるものだと。そう私の周りにもいます、日常の中のちょっとしたこと、例えばそれがいわゆる逆境でもそれを面白がれる人が。コレって一つの才能だと私は思います。この本を読んで人を、物を、出来事をもっと観察して楽しみましょう。そしてそれを膨らませ誰かに発表しよう!〝デイリーポータルZ〟のように。2026/01/07

tetsu

13
★4 実は私も友人5人に面白いことを探しlineで発信しています。先日は明治神宮前原宿駅の駆け込み乗車禁止のポスターで蛇が電車のドアに挟まれてイエローカードだされているのを発見しました。左隅で松葉づえついて角(つの)に包帯巻いて申し訳なさそうしている龍を見て結構笑えました。 なにか面白いことがないかと常に意識すると毎日が楽しくなりますね。 2025/12/12

かもすぱ

10
デイリーポータルZウェブマスターによる「面白さ」の発見方法と発表方法。はいどうぞと出された商品をそのまま消費しない競争しない。面白さを発見する面白さが魅力的。少し現実的なコツが赤裸々に載っている。林雄司の思想的なものが感じられるのがよかった。薄々感じていたけど「ちゃんとした社会」を信用していない相当アナーキーな方ですね。2025/12/31

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