お元気部屋へようこそ

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お元気部屋へようこそ

  • ISBN:9784092893436

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内容説明

不思議と心がほぐれちゃう、落語調人情物語!

江戸時代末期の寺子屋が舞台の、ちょっと不思議な物語。
 算術が得意な少女・お咲は、なんでも白黒はっきりさせるのが好きながんばりやさん。いい加減でお気楽な師匠がやっている寺子屋に通うことになるが、その寺子屋にある「お元気部屋」の不思議な魅力に、気張った心もほぐされていく。現代の保健室のような「お元気部屋」の魅力は、なんといっても、お千代先生。話をきいてもらい、やさしくぽんぽんされると、みんな笑顔と元気を取りもどしていく。
 ある日、そんなお千代先生の噂を聞きつけた富金家がやってきたことから、おだやかだったお元気部屋が大ピンチになり・・・・・・。
 人の心は白黒はっきりできることばかりではなく、善悪はつながっているのだということを知るお咲。最後にはどんでん返しもある、笑いあり、涙ありの落語調人情話。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

イカまりこ

8
お煎餅屋さんの家業を亡くなったお母さんの代わりに頑張るお咲。計算が得意なことを見込まれ寺子屋に通えることに。寺子屋の保健室、お元気部屋が鍵になるお話。泣かずに頑張るお咲をついつい応援しちゃう。私もどちらかというとお咲よりかな。嘘で保健室に来る子に嘘は良くないって正論振りかざすタイプかも。同じ条件なら同じだけ頑張ろうって圧かけちゃうかも。お咲はそこに気づく。噛み砕ける苦労の大きさは人それぞれだって。計算みたいにはっきりした線引きじゃなく、ほわほわした優しさのある境界線で世の中を見てもいいのかもしれない。2026/02/01

Tamy

4
つい頑張っちゃうお咲ちゃんはきっちり怠け心が許せない。でもそんな場所も必要だよね。後書き読んでそうか!って初めて気付いた。2026/02/20

ゆい

3
まあまあ面白かったしページ数もそれなりにあって良いと思います。2026/04/08

かはほり

3
表紙や裏表紙をしっかり見たカンの良い子どもなら、読んでいるうちに気がついてしまうけど、読んでいて楽しい本。賢いけどまわりが良く見えていなかった少女の成長が、子ども目線で良く描かれていると思う。時代考証には目をつむって(小判は、庶民が持つものではなく日常生活では使えないなど。)、落語のような世界を堪能してほしいね。2025/12/14

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