内容説明
★ノーベル賞/大隅良典氏推薦!
★老化研究の最前線は、本当のところいまどうなってるの!?
★オートファジーの世界的権威が分かりやすくご案内!
これまで権力者も、どんな大富豪も手に入れられなかった「老いない体」、私たちは手に入れられるのでしょうか?
老化は複雑な現象なので、さまざまな面があります。それを各分野の専門家に取材してなるべくわかりやすく解説したのが本書です。
本書は、ノーベル賞級の活躍をする教授陣に吉森先生が取材し、現在の研究の最前線をわかりやすく解説したものです。
細胞老化、免疫、皮膚、NMNなど10のジャンルを紹介。「老化の敵は『慢性炎症』」「できるだけ紫外線を浴びないようにする」「オートファジーは脳も守る」「NMNは点滴で入れるのは危険」「100歳以上生きる人は、病気を起こす遺伝子をそもそもあまり持っていない」など。
分かりやすく、豊富な図解で説明しているので、生命科学の基本的な知識も、楽しく読んでいるうちに身につきます。
目次
はじめに
・不老長寿はすでに夢物語ではない
・老化を知れば、生命科学の知識も身につく
炎症とは何か
・老化の敵は「慢性炎症」
・炎症は、免疫の掃除が追いつかなくなっている状態
・慢性炎症によって起こる病気とは
・長生きの人は、炎症が少ない
01 老化をとめるオートファジー
02 体全体が老化することと、細胞が老化することとは別
03 「免疫」は、「自分」と「他人」を厳密に区別する
04 皮膚は外因による老化の影響がとくに大きい臓器
05 ハダカデバネズミは、人間にたとえると数百歳生きる
06 老化を遅らせ、寿命をのばすかもしれないNMN
07 100歳以上生きる人とそうでない人の違いを調べている機関がある
08 あらゆる病気のゲームチェンジャーとなる可能性がある「構造生物学」
09 老化研究に最適なのは、「魚」?
10 睡眠が不足すると、老化は加速する




