内容説明
ケースフォーミュレーションはCBTに限らず臨床介入の重要な鍵概念である。それを提示した上で臨床実践の中でどのように理解するか、臨床的介入のキーポイントはどこにあるのかを3人のエキスパートに語っていただく。坂野先生には認知行動療法の勘所を、中村先生には家族療法の視点からの論考を、遊佐先生には感情調節困難な事例をご提示いただいた。本書を通して読むことで治療の際に役立つ情報が何かしらもたらされるだろう。
目次
はじめに
私的フォーミュレーション論
―認知行動療法の勘所をどう押さえるか?(坂野雄二)
ケースフォーミュレーションとしてのClient Centered Systemic Approach(CCSA)(中村伸一)
感情調節困難な事例でのケースフォーミュレーション
―弁証法的行動療法やトラウマインフォームドアプローチを参考にして(遊佐安一郎)
「座談会」―三人で言いたいことを語ってみた
-
- 電子書籍
- 人生逆転 浮気され、えん罪を着せられた…



