内容説明
人の過去を覗く千里眼の能力を隠して銀座のカフェーで働く少女・叶恵は、ある日訪れた眉目秀麗な御曹司・玲司に怪奇事件「狐憑き」の調査を依頼される。多額のチップを提示され、叶恵は異能を隠しながら慎重に調査を進めることになったが、異常に鋭い機転と洞察力を持った玲司にはついにその秘密がバレてしまう。玲司に対し警戒を強めた叶恵だったが、それ以来、玲司は叶恵を求めてカフェーに入り浸るようになってしまい――?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ことり
6
昭和初期。触れたものの記憶を読み取る千里眼を持つ主人公と、人当たりが良いが何を考えているか分からない金持ちヒーローが怪奇現象とされる話の謎を解く。/彼がどんな行動と考えでいるのか分からなくて、気になって読んだ。短編が一つの大きな流れとなった結末。あのマークは分かりやすかったな。現状は、恋愛未満なバディものだけど、これからがあるかも?2025/11/23
アイ
2
カフェーの女給。愛想がなく貧乏。千里眼があり、異能の噂を聞きつけたお客さんが相談にやってくる。御曹司がやってきて、一緒に怪奇事件を解決していく話。 2025/11/30




