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内容説明
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『かぐや姫』としてもおなじみの、日本最古の物語文学と言われる『竹取物語』と、歌物語として知られる『伊勢物語』を“今”の言葉で表現。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
FOTD
13
ストーリーが知りたくて「竹取物語」だけ読んだ。住み慣れた場所を離れなくてはならないこと。世話になった人たちと別れなければならないこと。自分の思いとは違う、別の意思によって決定されている人生はとても辛い。2020/10/06
色々甚平
7
竹取物語が余白を考える作品になっていると思えた。かぐや姫は現人神で最終的に周囲の者が痛い目を見るため、触らぬ神に祟りなし状態といえるのか。それとも、関わる人側がただ愚かなのか。月の世界は天界で月の人からすれば地上は醜穢の地でしかないが、そこで暮らし生きたかぐや姫は、そんなどうしようもない場所でも残りたいと思うようになったのが、物語の大きな点に思えた。かぐや姫が帝を袖にした訳を手紙で書くのだが、メタ的な建前の後付手紙に見えるのも面白かった。成長した姫が尽善尽美でない事で神から人に変わっていると感じた。2017/12/10
ひとみ
2
昔、男ありけりで始まる伊勢物語。倉本由布さんの著でした。とてもわかりやすかったですが、やはりわからないなりにも原文があってその後現代文があるのを読みたいなあと思いました。2015/07/18
偽バッジョ
1
竹取物語が想像以上に面白かった。現代にも残る色んな言葉の元ねたになってたんだな。かいなし、とか、不死山(富士山)とか。そしてかぐや姫はどう考えても宇宙人か未来人にしか思えない。この本が10世紀には書かれてたとは驚き。2016/03/29
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