幻冬舎文庫<br> かんむり

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幻冬舎文庫
かんむり

  • 著者名:彩瀬まる【著】
  • 価格 ¥752(本体¥684)
  • 幻冬舎(2025/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344435117

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内容説明

虎治と光は元同級生。夫婦になり子供を持ち家族になった。言葉と体と時間を重ね、時にぶつかりながら同じ方向を見て進んでいると、それが夫婦だと思っていた、けれど。子育てへの意識の違い、自分の体への戸惑い、老い、子離れ。こんなはずじゃなかった――私の〝かんむり?は一体どこにあるのか。どうしようもなく別々の体を生きる、夫婦の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

piro

33
元同級生の虎次と結婚し、家庭を築いた光の物語。相変わらず彩瀬さんの言葉は心の無防備なところをチリチリと攻めてくる。男女の性差、そこにある固定観念、そして自分・パートナーの体への複雑な感情。最後までスッキリとした思いは得られないところに、もの凄い現実感をぶち込まれた気分。そして虎次の姿に自分を見たような、何とも居心地が悪い気分になりました。それでも光と虎次の関係はある意味とても健全だと思うし、羨ましさも感じる。彼らの元から巣立って行った息子・新の物語も読んでみたい。2025/11/28

よっち

25
血を分けた子を持ち、同じ墓に入る元は夫婦2人。かつては愛と身体を交わし、多くの言葉を重ねたのに、少しずつ変わっていく家族の物語。遠距離でいったん別れて、大学時代に再会して結婚した光と虎治。心地よかった距離感が、子供が生まれて虎治と考えが噛み合わなくなる一方、真摯に向き合ってきた子供ともいつの間にか距離ができて、家族のために自分の可能性を諦めたこともあったのに、何かあるたびに関係性の変化も受け入れて、どこか納得いかない部分も感じながら、それでも折り合いをつけて生きてきた人生には充実感を感じさせてくれました。2025/11/07

あいみっこ

1
32025/11/16

すみ

1
夫婦ってなんだろうと思ったときに、この作品を読み返したいと思った。年月を重ねて、仕事に子育てにいろんなイベントがあるなかで、夫婦の関係性、距離感は変わっていく。経験による価値観の変化や、体の老いによる変化。新婚の時のような初々しさは無くなっていくかもしれないけれど、穏やかな関係性を築いていきたい。2025/12/12

Miho Sato

1
主人公の光が10代から70代になるまでの経過。夫との出会いから付き合いを経て結婚して子供ができて、夫婦生活でのいろんな波を乗り越えてさいご夫を見送る。なんか夫婦ってそれぞれだし何となくあいまいな感じがあってあまり教官はできなかったけれど、こんな感じで自分も変化していくのかなっていう想像はできた。2025/12/09

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