白水Uブックス/海外小説の誘惑<br> ピンポン

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白水Uブックス/海外小説の誘惑
ピンポン

  • 著者名:パク・ミンギュ【著】/斎藤真理子【訳】
  • 価格 ¥1,881(本体¥1,710)
  • 白水社(2025/11発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 510pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784560072585

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内容説明

“僕”は毎日、中学校でいじめられている。
 あだ名は「釘」。いじめっ子の「チス」が僕の頭を殴る様子が、まるで釘を打つように見えるからだ。スプーン曲げができる「モアイ」もいっしょにいじめられている。モアイと僕は原っぱの卓球台で卓球をするようになり、僕らの気持ちは軽くなる。ある日突然、空から巨大なピンポン球が下降してきて……。
 いじめられている中学二年の男子が、人類の運命を決めるときが来た。釘とモアイは、人間と世界について思考することをやめない。『カステラ』(第一回翻訳大賞受賞)で熱い支持を獲得した韓国の鬼才が猛打する長篇、待望のUブックス化! 作家自筆の挿絵も収録。
  「なんかぶっ飛んだ面白いもんないかなぁ、という方にオススメします。ぎゃっ!! です。」――光浦靖子さん

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

二人娘の父

6
パク・ミンギュと言えば、変幻自在の作風と発想、そして大胆な展開の名手である。「カステラ」にはぶっ飛んだし、「サイドAB」には手を焼いた(褒めてます)。本作はいじめられる中学生が主役である。なのだが、現実感はありつつ、連れて行かれる世界は謎である。あるページが話題だが、確かにあれ律儀に全部読む人っているのだろうか。2025/05/03

しい☆

1
とんでもない話だった。とても考えさせられるし、まだ余韻から抜け出せないし、ジャケ買いした本だけれど大正解。著者によるあとがきの、「人類は最初から、生存してきたのではなく、残存してきたんだ」がすごい刺さってくる。2025/06/07

ヤマニシ

0
「ヘンだけどさ――個人って人類より絶対多いし、多様なんだ。」(p62)2025/12/26

takao

0
ふむ2025/05/13

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