内容説明
創作への意識、暮しの可笑しみ、家族への想い、文学や日本語のこと――多様で複雑で加速度的に変化する世界をどう見つめ、何を感じ、どんな言葉を紡いだのか。書き下ろし長編エッセイ、評論、書評、日記、未発表講演録を収録した文章集。平成から令和にかけての足跡を辿る。
目次
はじめに/無駄にしたくなかった話/I 二〇〇九─二〇一四/想像力の優位/孔雀の羽模様のサリー/エドウィン・マクレランの追悼文/日記 二〇一〇年八月/ノーベル文学賞と「いい女」/コスモポリタンな作家/祖母と母と私/消えゆく人たちと高原の風/講演 『母の遺産──新聞小説』と近代日本における横浜の意味/心のふるさとになった千歳船橋の家/「タレント」と「タラント」/いつしか見知らぬ風景のなかに/インタビュー 古典でありつづける小説/センチメンタル・ジャーニー/長寿社会と日本語の小説家/インタビュー 『續明暗』の理由/講演 私の知っていた加藤周一さん/II 二〇一五─二〇一九/あるフランス人の女中さん/日本より頭の中の方が広いでしょう/したたかで、律儀でも、やはりしたたか/『錦の中の仙女』/夏目漱石/講演 漱石と日本語と日本近代文学と日本/また一つの文化が……/「ナンパされた」話/含羞の人/祖母の背中/日記 二〇一八年二月/両手をパン!/『樋口一葉全集』/ツマンナイ──と言っていられる贅沢/完全な絶望はありえない/講演 「世界文学」と「日本近代文学」/講演 加藤周一と「日本語で書く」こと/加藤周一さんに関しての追記/III 二〇二〇─二〇二三/センチメンタル・ジャーニー2 あるいは、『続 私小説from left to right』/友としたし、吉屋信子/日記 二〇二〇年五月 (1)/日記 二〇二〇年五月 (2)/文学者が老いること/講演 母語で書くということ/とうに終わっていた「女流文学」/「母性神話」と私の母/日記 二〇二三年三月
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