文春文庫<br> サツ飯 刑事も黙るしみしみカツ丼

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文春文庫
サツ飯 刑事も黙るしみしみカツ丼

  • 著者名:上田健次【著】
  • 価格 ¥800(本体¥728)
  • 文藝春秋(2025/11発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167924423

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内容説明

『銀座「四宝堂」文房具店』著者の異色作!

「もうガマンできませんっ。いただきます!!」
満腹度120%、「銀座「四宝堂」文房具店」シリーズが大人気の著者による、異色グルメ小説。

PR会社に勤める桜花(さくら・はな)・30歳は、大食いで食べっぷりがいいところを認められ、Y県警の職員向け広報誌「桜花(おうか)」の人気連載〈サツ飯! 拝見〉を担当することに。サツ飯を作る人・食べる人に話を聞き、その料理に絡んだ出来事や思い出を聞くコーナーだ。

取材初日、県警総務部の長山修二と、町のそば屋・長寿庵を訪ねる。
丼のふちまで盛られた、ふんわり甘じょっぱい香りのカツ丼を、笑顔で噛みしめる「食べる人」警部補・西田。その光景を嬉しそうに見つめる店主夫婦。

警察についてステレオタイプ的な知識しかなかった桜花が、そこで見て聞いて食べて、呟いた意外な一言とは――。

事件は起こらずとも、腹はすく。“警察のごはん”を食べて驚きの“内部事情”を知る、どこにもないグルメ小説!

文庫書き下ろし。
カバーイラストはイシヤマアズサさん。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

TOMTOM

3
『銀座「四宝堂」文具店』シリーズの上田さん。デビュー作が「日本おいしい小説小説大賞」受賞作だったので、これは読まなければと購入。警察の内部の会報誌『桜花』のコラム「サツ飯拝見!」というコーナーを担当することになった主人公。短編連作で警察関係者それぞれがおススメの一品を紹介し、どの料理の描写もおいしそうで楽しい。ところどころに挟まれる警察社会のうんちくもなるほどと思わされます。残念なのは書かれた記事が掲載されないこと。でもそこは想像力にお任せしますというスタイルなんだろうなあ。2025/11/11

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