内容説明
客観的事実ではなく,虚偽ともいえる「ポスト真実」を増殖させるSNSなどによる情報流通の状況や現代のジャーナリズムのあり方を理解し,図書館の対応を考える未来の図書館研究所シンポジウム「図書館とポスト真実」の記録を収録。また,新たな図書館サービスとしてのメイカースペース,読書活動推進計画,図書館関係の権利制限規定を見直した令和3年著作権法改正についての論考を掲載。
目次
図書館とポスト真実(シンポジウムテーマの趣旨/永田治樹・講演「フェイクニュースはなぜ拡散するのか?」/笹原和俊・講演「ニュースが『つくられる』現場から」/伊藤智永)
図書館におけるファブラボ(メイカースペース)の可能性/渡辺ゆうか
持続可能な社会づくりと読書 ~「利他」で考える読書推進計画の試論/太田剛
未来の図書館と著作権法のあり方の検討に向けて-令和3年著作権法改正の意義と課題-/村井麻衣子




