内容説明
「なんて後味のいい不倫小説なんだ......」
解説・佐伯ポインティ、耽溺!
若く華やかな美登利の積極的な態度に、戸惑いつつ男として喜びを隠せない孝之。ひょんなことから二人の関係に気づいた涼子は複雑な感情に苦しむ。そんなある日、涼子に偽って美登利と参加したツーリングで孝之が事故に遭い大事なものを失う......。気づかぬうちに深い川に隔てられた二人は、再び漕ぎ寄ることができるのか?〈解説 佐伯ポインティ〉
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アマニョッキ
17
涼子ほどの女性がなぜ孝之と結婚したのかが理解不能。でも主婦受けは抜群だと思うのでNHK火曜または土曜22時あたりで映像化希望いたします。2026/07/17
まめこ
9
いわゆる不倫のお話なのですが、妻側夫側のそれぞれの心情がしっかり書かれているので、ページをめくる手が止まらず遅読の私にしてはかなりなハイスピードで読了しました。夫の幼稚さやアホさにあきれながらも、こういう男性に惹かれる人がいることもなんとなくわかる気もするような。現状だけ見ると涼子が色々なものを手放して損をした結末だと思うけれど、それをはるかに超えるものを手にした涼子の心を思うと、読後感は明るくて希望の持てるものでした。2026/01/23
わいほす(noririn_papa)
7
二人の夫婦の本音を知っている読者はお互い素直になればと願いつつも、当たり前であるがそれでは面白くならないので(笑)、岩にせかるる滝川は割れたままどんどん離れていってしまう。小さな劣等感を満たされた男は可哀想なほど滑稽に落ちてゆくが、出てくる男はみな似たり寄ったりの弱さ、ずるさがあり、出てくる女は皆強い。この女性陣の強さが読後に現れる、ある種の爽快感なんだろう。そして主人公の勤める広告代理店あるあるの理不尽に対する主人公の獅子奮迅の活躍も色恋感情ばかりの不倫小説とは一線を画した面白さを醸し出している。2025/12/13
ジニー
5
★★☆☆☆2026/05/18
anri0912
5
上巻でのヒリヒリに耐え切れず 少し時間を置いてから下巻を読もうと思っていたのに 手に取ったら一気に読んでしまった。 作者は男性(夫)に恨みでもあるのか? ってくらいに 男性の弱さやズルさを書くのが実にうまく 読んでいて実際に胃がキリキリしてくるような感じがした。2026/03/05




