内容説明
いじわるをされて心がモヤモヤしているとき、突然あらわれたのは、おじぞうさんとタヌキのおきものたち。“友だち同士のマナー”を守らない、ちょっぴりムカつく相手の名前をとなえると、自分の代わりにこらしめてくれるおじぞうさんらしい。---その名も「こらしめじぞう」。あなたも名前をとなえられないように気をつけて……。多数の受賞歴を誇る村上しいこの、こわくておもしろい大人気シリーズ!
今回もこらしめじぞう様のキツ~イおしおきが、読者をゾクっとスカッとさせる内容になっています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
73
こらしめ③あまり愉快なお話ではないけどクセになる?▽[妖怪ゲコポコ:カエルとタヌキが合体?]下駄箱の靴をふみつけて遊んでいる元友達に腹が立つ[妖怪なぞなぞ:ブランコは大きくゆれる]小学校の校庭を我が物顔で占領する中学生に腹が立つ[妖怪コトダマ:コトバがふってくる]最初は愉快だと思った関西弁が無神経に響く▽マナーを守らない無神経で意地悪な人にはバチが当たる▽トンデモ演出は相変わらずだけど、今回はそんなに残酷結末ではなかったかな。2025.5刊2025/06/29
takaC
19
1、2巻は未読なのでこらしめじぞうがどのような存在なのかまだよくわかっていないが自由というか無茶苦茶じゃないか。こらしめられるこどもたちも結構筋金入りだけどね。2025/05/31
イカまりこ
7
前作まではこらしめがもっとえげつなかった気がする。今回はマイルド。しかもクラスの子が優しくて、こらしめの最中に心配で声をかけてくれたり、意地悪な子のいいところを上げてくれたり、私としてはもう少しこらしめてくれてもいいと思ったんだけどw 一番イラッときたのは学童の人かなぁ。先生じゃないけど先生って言われてる人。言うことが無責任で何も信頼できる気がしなかった。2025/06/05
遠い日
5
シリーズ3。ちょっと停滞気味かな?前2作の容赦なかったこらしめ方が、薄味になっているような気がします。笑いの要素が濃くなって、妖怪ゲコポコ、妖怪なぞなぞ、妖怪コトダマの三者のその場その場の責任回避も鼻につきます。子どもたちの困りごとを助けるならば、もっとお手本になるような態度を見せるべきだと思った次第。2025/06/20
E
2
前作に比べるとこらしめ方がヌルく感じた。なあなあに終わらせたようですっきりしない。もっとしっかりがっちり因果応報にしてほしい。妖怪なぞなぞのやつ、悪いのは川上もそうだけどそいつをのさばらせておく学童の小柴だろう。子供にとって大人は思っている以上に存在と権力が大きい。こいつにもこらしめあったの? 関西弁の子もこれまたすっきりしない。おれも辛かったやーで泣けばこらしめ終了?ハア?と肩透かしハンパない。人の心を傷付けてキテキトーな事ヘラヘラ言って口ばっかり、やるべき事もやらないしやつ、本当に嫌い。2025/06/20




