光文社文庫<br> しおかぜ市一家殺害事件あるいは迷宮牢の殺人

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光文社文庫
しおかぜ市一家殺害事件あるいは迷宮牢の殺人

  • 著者名:早坂吝【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 光文社(2025/11発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334108311

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内容説明

名探偵、死宮遊歩は窓のない部屋で目覚めた。部屋の外は迷宮である。探索しながら、同様に囚らわれていた男女と次々に合流すると、声が流れてきた。「迷宮入りした六つの事件の犯人を集めた。七人で殺し合い、生き残った一人のみがこの迷宮牢から解放される」。そして、言葉通り、一人ずつ囚らわれ人が殺されていく――。鬼才の超絶技巧ミステリ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

麦ちゃんの下僕

112
単行本既読。「2024本格ミステリ・ベスト10」第11位。早坂さんは文庫化の際に大きく手を加えることがあるので、単行本と見比べながら再読…今回は表現の修正こそ多々あったものの、内容の変更は無かったのでひと安心です(笑) そして、あの『十角館の殺人』の“衝撃の1行”と同様にページをめくると…という仕掛けが文庫版では施されていますので、これから読む方はぜひ文庫版で。冒頭の一家殺害事件がかなり胸糞悪いので万人にオススメはできませんが…解説の有栖川有栖さんも騙された“超絶技巧ミステリー”をぜひ皆さんも!2026/01/23

でっこいみちゃぴん

33
めちゃくちゃ面白かったー!これは三重に騙される! 吝さんの作品だから見事にやられるんだろうな〜と思いつつ心地よい違和感を抱きながら読み進め、最後にすべてが明かされたときは脳が気持ち良すぎた。たくさんの違和感…からのカチッと全てがハマる! 読後に「結局何だっけ?」となるようなごちゃごちゃしたミステリとは違う、シンプルかつ大胆な騙し方が好み。2026/01/15

よっち

28
迷宮牢で目を覚ました女名探偵の死宮遊歩。6つの迷宮入り凶悪事件の犯人を集めたゲームマスターから、生き残りを賭けたサバイバルを告げられるミステリ。冒頭に描かれる理不尽な一家殺害事件。そこから死宮の視点で描かれる1人1人殺害されてゆく7人の男女によるサバイバル。生きてここを出られるのは誰か?そしてゲームマスターの目的はどこにあるのか。二転三転する状況の中で作り込まれたディテールが活きて、らしいトリッキーな展開もありましたけど、僅かな手がかりから解決への糸口を見出して世界を反転させてみせた結末はお見事でしたね。2025/11/16

lucifer

14
まずタイトルからして違和感。そして、しおかぜ市の一家殺害事件と迷宮牢の殺人事件この2つに何のつながりがあるのかが見いだせず読んでる最中ずっとモヤモヤして気持ち悪い。さらに、名探偵の死宮遊歩が気味が悪い。その上、タイトルだけじゃなく作中も違和感だらけ。だったのはある意味正解。絶妙に見破れず悔しいが、その分真相解明時にはカタルシスを感じ面白かった。2025/11/28

歩月るな

10
2023年作品の文庫化。装画はカオミン先生。解説・有栖川有栖って情報が(帯には当然出てるけど)本を開かないと出てこない、そんな謎サプライズあるか? 今年、氏の作品に触れていて良かった。カオミン先生の装画本で「しおかぜ市」の描写が出てきたのは私もイメージの不一致が甚だしく、正直しんどかったが、デスゲームが始まり、……最後まで無駄な描写は無いのがこの作家だ。不快感を覚えた読者には「うちの早坂がすみません」みたいな気分になった(何様だこいつ)。カオミン先生の装画で他の人たちも見たいが、それが出来ないわけで……2025/12/14

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