内容説明
JSLバンドスケールは、日本語を第2言語(Japanese as a Second Language: JSL)として学ぶ子どもたちの日本語能力を把握するために開発された「測定基準」で、子どもの日本語の発達段階を把握し、「ことばの力」を育むためどのような実践を行うかを考えるためのツール。
「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能別、かつ3つの年齢集団別(小学校低学年、小学校中高学年、中学・高校)の構成で、小中高の教員はじめ日本語教室の指導員、国際交流協会やNPOに所属する方に有用な一冊。
目次
①初めてJSLバンドスケールを使われる方へ
1 日本語を学ぶ子どもたちとは
2 何のために
②JSLバンドスケールを使ってみましょう
1 フレームワーク
2 「見立て」
3 いつ使うのか
4 「ことばの力」とは何か
5 実践にどのように役立つのか
6 「見立て」から実践へ
7 なぜJSLバンドスケールなのか
③JSLバンドスケール 中学・高校
「聞く」
さらなるサンプル&情報 「聞く」
「話す」
さらなるサンプル&情報 「話す」
「読む」
さらなるサンプル&情報 「読む」
「書く」
さらなるサンプル&情報 「書く」
チェックリスト(中学・高校 「聞く」「話す」「読む」「書く」)
④付録
解説一覧
キーワード解説
Q&A
参考文献
あとがき



