内容説明
人はひとりでは生きていくことができない――。
人は「ひと・もの・こと」をわかちあい、「ひと・もの・こと」と共にある――。
「何ができるようになるか」によって個人を評価・序列化する現代社会の価値観とは異なる観点から保育・教育のあり方を見つめ直す試み。
目次
はじめに
Ⅰ 保育・教育の場における営み
第1章 「育つ」ってどういうこと?
考えてみよう! 勝ち負けのないリレー
さらに考えてみよう! 自分自身を創りだしていくこと
第2章 「学ぶ」ってどういうこと?
考えてみよう! 人間性の育成としての無言清掃
さらに考えてみよう! みずからの世界が拡がること
第3章 「働く」ってどういうこと?
考えてみよう! 多忙な教員の日常
さらに考えてみよう! 自分と子どもを大切にすること
第4章 「育つ・学ぶ・働く」を読み解く視点
1 他者と共に育つ私
2 主体性の教育と矮小化する学び
3 特別視される教職からの解放
Ⅱ 育ちゆく子どもへのかかわり
第5章 「理解する」ってどういうこと?
考えてみよう! 仲間づくりと子ども理解
さらに考えてみよう! わかろうとしつづけること
第6章 「配慮する」ってどういうこと?
考えてみよう! 特別な支援が必要な子どもへの配慮
さらに考えてみよう! 当事者と対話を積み重ねること
第7章 「支援する」ってどういうこと?
考えてみよう! 育児に悩む母親を助ける子育て支援
さらに考えてみよう! パートナーとして共に歩むこと
第8章 「理解・配慮・支援」を読み解く視点
1 理解しようとする私
2 納得できる配慮
3 支え援けあう支援
Ⅲ 子どもの育ちと社会
第9章 「自立する」ってどういうこと?
考えてみよう! 施設を退所した社会的養護経験者
さらに考えてみよう! 困った時に頼ること
第10章 「責任を担う」ってどういうこと?
考えてみよう! 学校の全教職員によるいじめ対応
さらに考えてみよう! 積極的な関与者になること
第11章 「保障する」ってどういうこと?
考えてみよう! 夜間中学校の実際
さらに考えてみよう! 満たされた状態を保護し守ること
第12章 「自立・責任・保障」を読み解く視点
1 自立と安心
2 責任から呼応へ
3 支配されない保障
おわりに



