内容説明
初学者でも容易に通読できるように平易・明快に説かれたインド仏教通史。上巻では、仏教の成立から、原始仏教、部派仏教をへて、初期大乗仏教までを扱う。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
じゃくお
5
著者の端書きには「初学者にも理解できる平易な仏教史となるよう」と書かれているが、初学者が理解するにはあまりに難解な内容です。歴史の流れを把握するには説明過多であるし、詳細な内容を把握するには説明過少だろう。これは著者の別著でも同じだった。初学者が読む本というよりは、本格的な勉強をしている読者が知識を照らし合わせるために読む本というほうが適切かもしれない。しかし、仏教史の膨大な知識を少ないページ数にまとめた本書に一度は目を通すべきでしょう。勉強を重ねた後に再読すれば新たな発見ができそうです。2020/08/27
はるゆき
0
まだキッチリとは読み切れず…。目を通した程度ではあるものの、6時間程かかりました。今の私ではキツイ…。2013/02/26
