内容説明
運動音痴のキャプテンと骨折した絶対的エース。
ふたりの絆が奇跡を起こす、号泣の青春バスケ小説。
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全力で応援しすぎて(涙)、声が枯れた、と思う。
俳優・坂井真紀
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熱くて爽やかで手に汗握る本格青春バスケ小説!
怪我をしたエースの親友との友情物語かつ、
拗れてしまったスポーツドクターの父親との再生物語。
医師作家がスポーツ小説家としてデビューする決意で筆を取った渾身の一作です。
是非お楽しみ下さい!(著者より)
【あらすじ】
スウィッシュはボールがリングにまったく触れない完璧なシュート。
澄んだ音は味方を奮い立たせ、試合の流れを引き寄せる。
息詰まる攻防であるほど、一本のスウィッシュが勝敗を左右する。
しかし、決められる選手はほんのひと握り。
そんなシュートを打ったこともないバスケ部の愛奈は、
骨折をしてしまったエースの羽瑠とともに高校生最後の大会に挑む。
しかし羽瑠は全治四ヶ月。このままだと大会には間に合わない。
愛奈はチームのために、疎遠だったスポーツドクターの父・竜介に相談するが――
【目次】
ティップオフ
第一Q 折れた足
第二Q 愛奈と羽瑠
第三Q 親子の絆
第四Q スウィッシュ!
延長戦
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
99
先日、奇しくも別な女子バスケの作品を読み、たまたまタイミングが重なったこちらも読んでみました。どちらの作品にも言えるコトですが、とにかく試合の臨場感溢れる描写が素晴らしいですね。以前読んだ作品は家庭問題にもフォーカスした内容でしたが、こちらは割りと専門的なスポーツドクター目線での話。それでも胸がアツくなり、涙腺ユルユルで感動必至な作品でした。どちらの作品にもちょっとした'貧困'がテーマとして扱われており、そういった問題も改めて真剣に考えさせられました。体格的なハンデに必死に立ち向かう姿に涙が止まりません。2025/12/14
えんちゃん
60
スウィッシュとは、バスケのボールがリングに当たらずにシュポッとゴールすること。バスケに打ち込む女子高生たちの青春物語。スポーツ小説にとどまらず、女性が運動する上で必要な栄養面などの医学的アプローチは、産婦人科医である藤ノ木先生ならでは。お話のメインはどちらかというとスポーツ医学かもしれません。貧困という社会問題要素もあり。スポーツは本当にお金が掛かりますからね。最後の試合シーンはスラムダンクを彷彿させアツくなりました。2026/01/29
まる子
29
Swishとはボールがリングに全く触れない完璧な入るシュート。居間高のバスケ部で、小柄ながらにキャプテンを努める愛奈、怪我をしたエースの羽瑠の、バスケにかける青春!女子アスリートと生理や母子家庭のリアルな問題を、スポーツドクターである愛奈の父親目線から解決策を見出していく。人数不足で他部から駆り出されたメンバーがいるギリギリの6人で県大会優勝を目指せるのか⁉️羽瑠の怪我は決勝に間に合うのだろうか⁉️産婦人科医の著者がスポーツ、怪我、生理、スポーツドクターのキーワードで書く。10代におすすめ!2026/02/12
雪丸 風人
20
世にも珍しい医学的根拠を裏付けにしたバスケ小説です。どの競技レベルの女性アスリートにも起こりうる問題に光を当てている点で画期的な作品でした。主人公はスポーツドクターの男とその高校生の娘。大事な試合を前に負傷した仲間を助けるために、少女は父を頼り、父はそれに応えようと力を尽くします。真剣さと涙と汗が輝く青春の日々に魅了されましたよ。成長期の栄養状態がいかに大切かを科学的、かつ解りやすく伝える部分は流石。バックアップが足りていないアスリートの現実を知ることが出来たのも収穫でした。(対象年齢は13歳以上かな?)2025/12/19
kitten
12
図書館本。藤ノ木さんの新作は、まさかの女子バスケの青春スポーツもの。ちゃんと食べることって大事なんだね。栄養管理も大切。最後のプレーはしびれたなあ。まるで、スラムダンクのラストシーンのようだった。小説でもここまで書けるんだね。もっとも、リアリティーのないところも。いや、5人で戦い抜くのは相当厳しいでしょ。でも、これ以上キャラ増やしたくないという作者の都合もわかる。全員が特徴を持ったキャラだしね。多分、作者さんがバスケ大好きなんだろうな。評価、星32026/01/28




