内容説明
人類初の太陽系外惑星有人探査をめざして飛ぶ宇宙船〈モザイク〉。しかし、目的地到達を控えた同船に、突如深刻なトラブルが発生する。何者かの妨害工作らしい。だが、船が発した緊急信号を、月面都市ニュー・デスティニーにある星間連合本部はなぜか無視。元諜報員ティモニーだけが単身、調査を開始する。一方、辛くも危機を乗り越えた〈モザイク〉船内では操縦士カリレスが真相を追究しようとするが、船長デルマーは不可解にもそれを妨害。その裏には銀河規模の陰謀が……『スター・トレック』×ジョン・ル・カレの、手に汗握る宇宙冒険SF!/解説=渡邊利道
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽてち
27
『スター・トレック』×ジョン・ル・カレを目指したという作品。太陽系を開発し尽くした人類は、さらなる移住先として有望な惑星エスパラーへと宇宙船モザイク号を派遣する。到着目前に複数のトラブルが同時に起きたことに疑問を抱いたパイロットのカリレスは調査を開始する。月面都市ニュー・デスティニーの国際情報機関バザールにもモザイク号の危機は伝えられるが、直後に取り消された。が、元諜報員のティモニーは独自の調査を開始する。宇宙と月での2人の行動が交互に描かれていく。それなりには愉しめたけれど、TVシリーズ並に安直だった。2025/12/27
magurit
26
スタートレック✕ルカレ に惹かれて読んだが、途中からちょっとしんどくなった。着想は面白いけど、帯が大袈裟か(笑)?2026/01/05
わたなべよしお
20
まあまあというところか。「スタートレックとル・カレ」を目指したそうだけど、少なくともル・カレの域には達してないかな。作品全体の密度がコミック程度なので、どちらかというと、軽い読み物で、多少なら読み飛ばしても問題ない。SFとしてもスパイミステリーとしても僕としては、もう少しだった。2026/01/01
本の蟲
16
突如エンジン停止に見舞われた恒星間宇宙船の危機を、辛くも切り抜けた正パイロット・カリウス。船からの緊急信号と、直後の取消し要請を不審に思う月面都市の元諜報員ティモニー。共に上司に調査を禁じられた二人は、異常事態を確信して動き始めるが…。スタートレック×ルカレを謳うSFスパイ小説。あまりにレトロな終盤の展開には賛否あるだろうが、月面都市での防諜。各国諜報員の関係。身を持ち崩した伝説的スパイであるティモニーパートはわりと楽しめた。軽めのネトフリドラマにでもなりそう2026/01/20
Abercrombie
7
タイトルからコテコテのハードSFを期待していたら、中身はかなり謀略小説風。宇宙船と月面都市、二つの場面で進む陰謀と、巻き込まれた幼馴染みの男女(恋愛関係にはない)。主役二人の関わりが説明不足、陰謀が発覚した後の展開の遅さ(悪人ども悪あがきしすぎ)、予想通りの結末に不満を感じてしまう。2025/12/19
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