角川文庫<br> 新訳 冬物語/シンベリン

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角川文庫
新訳 冬物語/シンベリン

  • 著者名:シェイクスピア【著】/河合祥一郎【訳】
  • 価格 ¥1,386(本体¥1,260)
  • KADOKAWA(2025/10発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041165591

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内容説明

「エンタメの原点、シェイクスピア。
大先輩の偉大さに打ちのめされています。」三谷幸喜(脚本家)

嫉妬に狂い家族を破壊した男を、女は許せるのか? ロマンス劇の金字塔!

シチリア王は妃ハーマイオニと親友ボヘミア王の密通を疑う。親友の暗殺を臣下に命じ、妊娠中の妻を投獄し、生まれた赤子を捨てるが……(『冬物語』)。ブリテン王女と身分ちがいの結婚をして宮廷を追放されたポステュマス。伊達(だて)男に王女の操(みさお)が奪えるかという賭けをもちかけられ……(『シンベリン』)。嫉妬に狂い家族を破壊した男を、女は許せるのか? 著者の人生に重なるロマンス劇の金字塔! 徹底解説&注釈で物語の真意がわかる!


【本作を楽しむ5つのポイント】
・晩年のシェイクスピアの代表的ロマンス劇。上演多数の名作!
・日本初! ライムを全訳した決定版。リズムにもこだわっているから音読すると気持ちいい!
・嫉妬に狂った心が、家族と人生を破壊する。再生のセカンドチャンスはあるのか?
・家族を捨て、20年の時を経て、家族のもとへ戻ったシェイクスピアの人生との共通点
・最新研究に基づく徹底解説&詳細な注釈付き!

The Winters Tale & The Tragedie of Cymbeline
by William Shakespeare
From The first Folio, 1623

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

星落秋風五丈原

22
『冬物語』『オセロー』ではイアーゴーが敢えて嫉妬心を煽っていたが、レオンティーズは自身でどんどん妄想を膨らませて、とんでもない悲劇を生む。そして数年後、鄙には稀な美貌で、花の女神フローラにも例えられるパーディタが現れる。次世代の恋愛によって親世代の確執が救われる過程は『ロミオとジュリエット』の逆。『シンベリン』 これもまた嫉妬から始まる話。しかし二人の王女様、やんごとなき生まれなのに苦労しますな。2025/11/16

biwacovic

1
本屋で三谷幸喜の推薦帯がやけに目立って平積みしてあるな、と思ったらドラマ内でこれやるのかー。冬物語もシンベリンもよく似ている。猜疑心と嫉妬がドライブする物語。救いは貴種流離譚の大団円。色々あるけどアポロンとかジュピターとかデカめの存在がドーンと運命を操ってカタルシスを得る。これが伝奇物語(ロマンス劇)。とにかく面白いけど、「ああ、あなたは本当は王子様(お姫様)だったのか!」みたいなのは昔から好きじゃない。どうしてみんなこれ系好きなのか謎。2025/11/19

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