- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
その強度に言葉が追いつかないときに、ひとは音に音を重ねるのだろうか。それとも、言葉が足りないときにそれをぴたり言い当てようとして、ひとはこのように音感でいっきに意味を凝集させようとするのだろうか。あるいは、どこか逸脱しているところがあるという、そんな違和感をさりげなく表明しておこうとして、ひとはこのように特徴ある音を反復するのだろうか。「へとへと」「よれよれ」「だらだら」「ぞくぞく」「ぎすぎす」……けっして鳴っていないはずの音を言い表す言葉たちが、わたしたちの様子を表現して、読めばすとんと腑に落ちる。そんな不思議な「オノマトペ」を、現象学の視点から解きほぐす鷲田哲学の傑作エッセイ。「文庫版のための、やや長いあとがき」を増補した決定版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
つーこ
33
『オノマトペ』という言葉を初めて知った。ぼちぼち、ふわふわ、まったりなど日常でよく使うこれらの言葉のことらしい。日本独自の表現方法だし、でも『モヤモヤする』時は『モヤモヤする』以外で表現方法が見つからないし、外国人はモヤモヤした感情をどう表現するのかな?と、どんどん興味を覚えた。だけど私の期待とは違くって、ちょっと小難しい哲学の話などが多く残念。2026/02/13
iwtn_
4
東京の西側にある、とある大型書店に行った際になんとなく購入。言語の本質として、というか原初の言葉はオノマトペ的なものから始まったのでは?と、雑に解釈した新書から、興味があったのでタイトルに引かれた。身体や物理世界と近いところにある言葉としてのオノマトペについて、つらつらと語る。言葉は文字として見たり、音として聞いたりするが、オノマトペには肌理がある。生物として最も原初の感覚である接触という情報の得方。そこから、魂といった、ある種抽象的な、ある種原初的な存在に繋がることができるんだろう。2026/04/14
いかくん
4
オノマトペとは音の絵を描くこと。 身体との繋がり、記述の現れという意味での現象。2025/11/17
たぬけ
1
「オノマトペ」を文法的に分類してみたり、はたまたオノマトペが生まれた原因やなぜその印象を持つのかといった疑問を、様々なオノマトペや音声から考察していく。 オノマトペに登場する音のイメージは、単語にも現れていたり、外国語に現れていたりもして非常に面白い。 オノマトペの話をしていたのに、日本語の文法や、人間の感情の根源までどんどん話が膨らんでいって読んでいて楽しかった。2026/05/28
-
- 電子書籍
- 信長のシェフ【単話版】 273 芳文社…
-
- 洋書電子書籍
- ラウトレッジ版 宗教・スピリチュアル・…
-
- 電子書籍
- ボスに求婚【分冊】 2巻 ハーレクイン…
-
- 電子書籍
- 無敵のツァラトゥストラ(2) 月刊コミ…




