内容説明
今、新しい不耕起栽培が広まっている。従来から行なわれている不耕起栽培のやり方に加え、生きた草(カバークロップ)で地表を覆い、生きた草の根を土に残すことで、作物が元気に育つ極上の土ができあがる、そんな農業のやり方が、海外で、そして日本で注目を集め、実践する人が増えている。土壌の団粒化や炭素貯留、生物相の改善によって、農業生産の安定に加えて、土壌劣化や気候変動など地球規模の課題解決につながることも期待される。この本では、「耕さない農業」の最前線にいる実践者や研究者が、その技術や理論をわかりやすい言葉で掘り下げ、これからの可能性を熱く語る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Sakie
19
農家向けセミナーの書籍化。農業は生業だから、利益を出さないと意味がない。いろんな農法があって、耕さなくていいのはラクでも、種を蒔くタイミング、量、草を刈るか刈らないかいつ刈るかなど課題は無限だ。真剣な問いは勉強になった。結論としてはやりかたは無限にあり、どれを良しとするかだと解った。基本は耕さない、土を裸のままにしない、生きた根が常に土の中にある状態にする。土を良くするには緑肥だが、収益を問わないなら雑草でも有効だ。リビングマルチになる。土にはすき込まない。草が青いうちに刈ると分解が早い。自然生えは強い。2025/11/04
みさどん
18
土力を上げるという考え方には大賛成。耕さない畑での農作物収穫は、家庭菜園でもできるのかという疑問は大きい。実際やってみてもニンジンなどヒョロヒョロ。まだ土がよくなっていないからだろうとは思う。とりあえず、土に良さそうなことはやってみたい。まずは鶏糞をまき、草を残す。これだな。2026/03/09
kamekichi29
7
不耕起栽培を実践されている農家さんの報告などを元にした、連続講座のまとめ。2025/12/11
takao
2
ふむ2025/11/03
小池 和明
1
耕さない農業をテーマにしたオンライン講座の報告と質疑応答を編集した本 このところ、耕さない農業という言葉を良く聴くようになってきたが、まだ半信半疑と言うか、どこまで実用化できるのかと考えてしまう。アメリカを中心にこうした技術が広がってきているので、日本でも公的な試験研究機関が関わって、その意義・技術を実証していったらよいと思う。2026/03/17




