内容説明
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★★★「現代数学の最重要理論」をわかりやすく!★★★
21世紀の数学界をにぎわす「圏論」。
その基本的なアイデアを一言で表すなら、次のようになる。
「モノとモノを矢印でつなぐ」
このシンプルな発想が、なぜ「現代数学の最重要理論」なのか?
その理由は、高度な抽象性と普遍性をあわせもつ圏論が、
とてつもない応用可能性を秘めていることにある。
本書では、圏を組み立てるための「基本ルール」から、
「関手」「自然変換」などの用語の意味まで、
圏論の本質をていねいにレクチャー。
身近な例をベースに圏論をやさしく語る、待望の入門書!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
LUNE MER
13
数学関連本でありながら発売早々重版出来(一万部!)ってかなり異例の売れ行きだと思う。数学界隈ではここ数年、圏論ブームのようで、圏論をテーマにした書籍が立て続けに世に出ている印象。しかし、「●●賞受賞!」みたいな話題には直結もしないジャンルなのに何故??本書は「米田の補題」まで辿り着くのが一つの目標という感じ。「いま考えているのが対象なのか射なのかこんがらがってきた💦」というややこしさの中での頭の切り替えが要求される圏論ぽさ全開の展開がブルーバックスで味わえる時代になったんだなぁとしみじみ思う。2025/11/16
愛楊
4
少なくとも自分は理解できなかった。応用圏論から入ろうと思う。量子力学を良く記述するためには使えるらしいが、量子力学が専門ではない自分には嬉しさはなかった。自然言語処理におけるDisCoCatは下火であるし。2025/11/19
massn
2
最後は駆け足。2025/12/15
MathFan
1
超具体的な事例が豊富で超解り易い。怖いくらい。「文献案内:おわりにかえて」でS. Mac Lane, Categories for the Working Mathematician (Springer 1998)の和訳本があることを知った。著者曰く本書読後はMac Lane和訳本も挑戦できるのでは。原書はどうでしょう?2026年、恐々するも再挑戦試みるべし!2025/12/31
ハラペコ
1
対象ではなく関係性(射)で捉える学問領域。点を表現するときは恒等射(id)を用いるという徹底ぷり。圏は恒等射の存在と、射の結合法則の成立というゆるい定義(p75)を置くことで適用範囲の広い概念だという。現実での応用例が少なく抽象度が高い内容だが、圏論は普段見ない言語でこの本はその基本語彙を教えてくれるという事だと思う。8章から特に抽象度が高いが、直積(p134)や自然変換(p222)立ち返れば理解できる。演習問題の解説はトートロジーのように見えるかもだが、そのような証明に慣れて欲しいということだと思う。2025/11/25




